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顔面や四肢、腹部、脇の下、あごなど、皮膚が赤くなって脱毛がみられたり、掻いたり舐めたりするときは獣医師の診察を受けましょう。
慢性化すると色素沈着を起こし皮膚の黒ずみや硬化がみられるようになります。
ブルドックのミックス犬っているの?
最近ではいろいろな純血種の多種犬同士のミックス犬に人気があるようです。
ブルドックのミックス犬というのがあるのかどうかを調べてみました。
フレンチブルドック×チワワのようにフレンチブルドックとのミックス犬は多く見られましたが、ブルドックとのミックス犬というのは見当たりませんでした。
やはり世界的に希少犬種であるブルドックにあえて他種交配させるブリーダーなどはいないということなのでしょう。
それだけブルドックという犬種に人気があり大切に守られているということなのかも知れません。
フレンチブルドッグ&ブルドッグmix犬☆お散歩
YouTubeで珍しいフレンチブルドックとブルドックのミクック犬の動画を見つけました。
立ち耳なところがフレンチブルドックで体のぼってりしたところがブルドックなのでしょうか。
ブルドックを飼うのに向いている飼い主は?
ブルドックを飼うには生活管理と経済的余裕が必要
ブルドックは希少犬種のため購入費用も他の犬種より高額になります。
また飼ってからも独特の体型と風貌のためとても手がかかります。
ブルドックは頭が大きく肩幅が広いのに対して下半身が細く小さいのが特徴です。
20kgにもなる体重の重みを小さい後ろ足で支えなければならないため足腰に負担がかかります。
そのため室内の段差をなくしたり、カーペットを敷いたりするなど室内環境を整える必要があります。
また肥満にならないための運動や食事のコントロールなどの体重管理も必須です。
短頭種のため暑さや寒さにはとても弱く一年中24時間エアコンによる室内温度コントロールが必要なことからもある程度の経済的余裕が必要です。
ブルドックは完全室内飼いが基本 マンションでもOK!
ブルドックは一見がっちりしていて頑丈そうですが、寒暖差にはとても敏感な犬種です。
短頭種のため室外での夏の暑さには対応できず、短毛のスムースコートなので屋外の冬の寒さには耐えられません。
また、肌もとても弱く屋外の汚れは皮膚を痛める原因にもなります。
これらのことからブルドックは完全室内飼いが基本なので、マンションでも十分に飼うことができます。
一人暮らしや共働きでもブルドックは飼える?
ブルドックに限らず、一人暮らしや共働きで犬を飼う時に一番問題なのが長時間の留守番と無駄吠えでしょう。
ブルドックは比較的無駄吠えのない犬種ですが、甘えん坊な性格なので一人にさせられた寂しさから吠えることがあり、あまり留守番は得意ではありません。
ブルドックを始めて迎える時は、連休の時や一時的に長期休暇を取るなどして、ある程度の期間一緒に過ごせるようにしてから迎えましょう。
この期間にハウスの認識やトイレなどのしつけの徹底をしましょう。
焦ってイライラして強く叱ったりするのは逆効果です。
これから毎日長時間の留守番が続くのですから、多少の失敗は覚悟して気長にしつけてやることが大切です。
毎日20分か30分の散歩は欠かさないこと、新鮮な水と外出時も季節に合った室内温度のコントロールを忘れないこと、帰宅時やお休みの日はできるだけ一緒に遊んでやること、などが実行できれば一人暮らしでも共働きの家庭でもブルドックと一緒に楽しく暮らすことができます。
ブルドックはシニアでも飼える?
ブルドックの平均体重は18kg~20kgです。
ブルドックは大型犬ではありませんがそれなりに体重があります。
性格は穏やかで温厚ですが、元は闘犬であったため引く力は強いので、体力のないシニアが始めて飼うのには向いていません。
成犬になったブルドックは運動量も少なく、まったりと一緒に過ごすことができるので、若い家族と同居しているシニアにはいい相棒になってくれるでしょう。
この記事のまとめ
犬種:中型犬(サイズ・18~23kg)
性格:温厚・物静か・おっとり・飼い主しに忠実だが頑固なところもある。
毛色:毛色はブリンドル、レッド、フォーン、ファローにホワイトの組み合わせや、マズルや顔がブラックのスマットといわれるものが多く、単色はあまり多くない。
毛の長さ:短毛・スムースコート
気を付けたいしつけ:頑固なので納得しないとテコでも動かないことがあるので根気よくしつける必要がある。
注意したい病気:度重なる改良を重ねられたことによる特殊な体型のため、遺伝的な病気に罹りやすい。股関節形成不全・短頭種上部気道症候群・眼瞼内反症・皮膚炎
記事の重要箇所:ブルドックの飼い方としつけ・ブルドックの出産・ブルドックの苦手な事
ブルドックと長く共に暮らすために・・
ブルドックの平均寿命は8~10年だといわれています。
他の中型犬種からみても決して長寿とはいえません。
平均寿命を下げている原因のひとつに出産があります。
ブルドックの出産はその特異な体型のため難産になることが多く、すべて帝王切開による出産となります。
そのため生まれる頭数も少なく、死産の確率も高いといわれています。
また種族存続のため、度重なる近親交配を繰り返していることによる遺伝性の奇形や疾病も多く、成犬になる前に死亡する率が高いことも一因となっています。
見かけとは違い、決して丈夫とはいえないブルドックと、一日でも長く共に暮らしていくためには、肥満予防・体温調節・しわからくる皮膚病予防が欠かせません。
またシニア期にはエネルギー代謝が衰えるため、ますます肥満になる傾向があります。
6歳を過ぎたらローカロリーな食事にして肥満を防ぎましょう。
関節の弱い犬種ですからシニア期の運動には特に注意する必要があります。
短頭種は呼吸が苦手ですから、激しい運動は避け室内で遊ぶなど無理のない運動に切り替えてあげることで負担を減らしてあげましょう。
ブルドックとの暮らしはたとえ長くはなくても、その律儀なほどの忠誠心と暖かでおおらかな存在は、家族に大きな愛を与えてくれることでしょう。
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