犬と猫どっちも飼いたい!犬猫同居生活で知っておきたい犬猫の違いとは?

犬.猫

特に犬が先住の場合は、犬は嫉妬深い性格を持っているので、後から来た猫を優先することで嫉妬心から猫への敵意やストレスの原因となります。

食事を与える順番や遊ぶ順番など犬を優先させるようにしましょう。

猫が先住の場合、嫉妬はあまり見せない猫ではありますが、知らない者が突然やってきて生活を乱されることでストレスとなります。
猫に合わせて犬のしつけを行っていきましょう。

心構え④ 飼い方は違っても同じだけの愛情を持って育てる

異なる飼い方や接し方が必要な犬と猫ではありますが、どちらにも同じ愛情を持って育てていきましょう。

いつも寄り添っていてくれる犬の方が可愛いからと犬をひいきしたり、気ままな猫に一途になり過ぎたりせず、どちらにも平等な気持ちを持って接していきましょう。

一人暮らしにおすすめなのは犬?猫?

犬と猫

一人暮らしにおすすめなのは…「猫」

犬か猫だけに限らず、一人暮らしの方がペットとして迎えるのにおすすめの動物は、「猫」です。

その理由を見ていきましょう。

一人暮らしに「猫」がおすすめな理由① 留守番が苦にならない

犬は、飼い主の事が大好きでできればずっと側にいたいと考えます。

それに対して猫は、自立心が高く孤独を好みます。
その為、不在がちな一人暮らしの家だとしても比較的留守番を苦にしないのです。

昼間は寝ていることが多いので、帰宅した夜に十分なコミュニケーションを取ってあげると良いでしょう。

一人暮らしに「猫」がおすすめな理由② お手入れが簡単

犬を飼うには定期的なブラッシングや全身ケアの他に、長毛種であればトリミングも必要となってきます。

それに比べて猫に必要なお手入れには、定期的なグルーミングと爪や歯のケアです。

シャンプーは、自分で毛づくろいをして清潔を保とうとするため基本的には必要なく、爪も自分で研ぐのでそれほど必要としません。

ケアのためにかける時間と費用面から見ても、犬よりも猫のほうが簡単だと言えるでしょう。

一人暮らしに「猫」がおすすめな理由③ 狭い部屋でも大丈夫

一人暮らしの部屋の間取りだと1K・1Rや1DKなどが一般的ですが、どうしても部屋が狭くなってしまいます。

そうなると犬の場合、運動不足になりやすく毎日外に連れ出して運動をさせてあげる必要があります。

しかし、猫は「広さ」よりも「高さ」があることで十分な運動をすることができます。
キャットタワーなどを設置しておけば、好きに上り下りをして運動ができるのです。

犬猫同居におすすめの犬種・猫種類

猫と仲良くできる犬種

  • 「ゴールデンレトリバー」

体は大きくても優しくフレンドリーな長所を持つゴールデンレトリバー。
小さな子どもさん相手でも安心できる犬種ですが、猫に対しても優しくフレンドリーです。

  • 「ラブラドールレトリバー」

ゴールデンレトリバー同様、フレンドリーな性格の持ち主です。
遊ぶことが大好きで、猫とも一緒に楽しく遊ぶことができるでしょう。
ただし、普段の散歩や運動は欠かせない犬種で、ストレスをため込まないようにすることでより穏やかに猫と接することができるでしょう。

  • 「パグ」

穏やかで陽気な性格をしたパグは、猫とも上手にやっていけます。
ただし、やきもちを焼いてしまうこともあるため、愛情は平等に注いであげましょう。

  • 「ビションフリーゼ」

人懐こくフレンドリーな性格をしたビションフリーゼは、飼い主以外の人だけでなく猫とも仲良くすることができます。
ただ、ビションフリーゼの長所である明るく陽気な性格が、猫からするとしつこく嫌がられる可能性もあるので猫の反撃に注意しましょう。
また、ストレスをため込みやすい犬種でもあるので注意深く観察しておきましょう。

  • 「キャバリアキングチャールズスパニエル」

争いを好まずフレンドリーな性格をしたキャバリアキングチャールズスパニエルは、多頭飼い向きの犬種で、猫とも上手に暮らしていけます。
自分よりも小さな存在を好む傾向もあるようで、猫を尊重しながら一緒に暮らしていける性格をしています。

犬と仲良くできる猫種類

  • 「アメリカンショートヘア」

天真爛漫で愛情深いアメリカンショートヘアは、社交的で環境の変化にも順応性があることから多頭飼い向きの種類です。
犬に対しても自己主張はしっかりしながら上手に付き合っていけるでしょう。

  • 「メインクーン」

大型のメインクーンは、落ち着いていてフレンドリーな性格の持ち主です。
環境の変化に対する順応性や協調性も高いため、犬とも上手にやっていけるでしょう。

  • 「アルパインリンクス」

プライドが高そうな気品ある見た目とは裏腹で、愛情深い性格の持ち主アルパインリンクス。
社交性があり孤独よりも賑やかな生活を好む性格をしています。
猫が苦手としやすい小さな子どもさん相手でも仲良くすることができ、犬とも上手に関係を築くことができます。

  • 「ジャパニーズボブテイル」

短い尻尾が特徴の日本産の雑種猫です。
穏やかで優しく、愛情深い性格を持っており、犬とも上手にやっていけます。
環境の変化にも高い順応性をもち、多頭飼いにも向いています。

  • 「ラグドール」

ラグドール‘ぬいぐるみ)という名を持つ通り、人懐こく抱っこされても大人しい猫です。
マイペースで孤独を好む面もありますが、基本的には穏やかで相手に合わせることができるため、誰とでも仲良くすることができます。
猫だけでなく犬との相性も良いようです。

犬猫同居が苦手な犬種・猫種類

猫と相性が良くない犬種

基本的に「殺傷を目的する狩猟犬」「サイトハウンド」「テリア種」「日本犬」などは、猫と同居させる場合十分な注意が必要となります。

もちろん犬種に関わらず個体による性格の違いもあるので、猫と共同生活をしている犬種もありますが、猫との相性が良くないとされる犬種をいくつかご紹介します。

  • 「ジャックラッセルテリア」

とても賢くしつけ次第で芸達者にもなるジャックラッセルテリアですが、強いテリア気質を持っています。
元々小動物を狩る猟犬として作出された犬種でもあるため猫との相性は良くありません。

  • 「柴犬」

元々柴犬に限らず日本犬は排他的な面があるため、多頭飼いには向いていないとされています。
また古くから狩猟犬として使われていたこともあるため、猫との相性にも注意が必要です。

  • 「イタリアングレーハウンド」

細身な体を持つイタリアングレーハウンドは、獲物を視力によって見つけ出し、優れた走力で獲物を追跡捕獲するサイトハウンドの犬種です。
イタグレは古くから愛玩犬として飼育されてきた歴史も持ちますが、サイトハウンドとしての気質はしっかりと引き継いでいるため、身体能力の高い猫の動きに反応して追いかけてしまうことがあるかもしれません。

  • 「ウェルシュコーギー・ペンブローク」

活発で遊び好きなコーギー。
元々牧畜犬として活躍していましたが、現在でも動くものが気になって思わず噛んでしまうことがあるようです。
また、明るく活発な性格をしているため、猫にとってはストレスになってしまうこともあるようです。

  • 「シベリアンハスキー」

ソリ犬としてのイメージが強いシベリアンハスキーですが、かつては狩猟を手伝ってきた歴史も持ちます。
ラブラドールなどとの「獲物を回収する猟犬」ではなく、殺傷することを目的とした狩猟犬のため注意が必要です。

犬と相性が悪い猫種類

猫種においても、個体による性格や相手の犬との相性を選ぶため、一概には言えません。

ここで紹介するのは、一般的に多頭飼い向きでない猫、静かな環境を好む猫種を紹介させていただきます。

  • 「ロシアンブルー」

ロシアンブルーは、穏やかで孤独を好み自尊心が高い性格をしています。
猫らしい猫とも言えるでしょう。
そのため、テンションの高い犬は苦手とするようです。

  • 「ペルシャ」

上品な外見を持つペルシャは、ゆったりと過ごすことの好む性格をしています。
あまり鳴かず興奮することも少ない猫種ですが、執拗に構われるのは好まない性格をしています。
そのため明るくテンションの高い犬を苦手とするようです。

  • 「日本猫」

日本人になじみ深い三毛猫やぶち猫、さび猫、トラ猫などのことです。
気まぐれで猫らしい猫とも言える性格の持ち主なので、個体差もありますが基本的には犬を苦手とすることが多いようです。

  • 「シャム猫」

甘えん坊でよくおしゃべりするとも言われるシャム。
人に良く懐く猫ではありますが、猫らしい性格を持ち合わせています。
静かな環境を好むので、小さい子どもがいる騒がしい家庭は苦手とします。
また感受性も強いため、他の品種や犬との多頭飼いにも向いていないとされています。

この記事のまとめ


犬と猫 一緒に飼うなら
  • 一緒に飼うには組み合わせが肝心!!ベストは「先住犬と子猫」での迎え方
  • 一緒に飼うには それぞれの習性を尊重すること
  • 一緒に飼うには 最初から仲良くなってもらおうとしないこと
  • 一緒に飼うには 先住している方を優先し、愛情は同じだけ与えること
  • 一人暮らしにおすすめなのは「猫」

さいごに

「犬と猫どっちも飼いたい!」その願いは不可能ではありません。

それでも飼う前にはしっかり下調べと準備をして、万全の環境を整えておきましょう。

そして迎え入れたあとには、自分の気持ちを押し付けず、犬と猫のどちらもが快適に過ごせることに重点を置くことが大切です。

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