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社会化期と呼ばれる時期に一緒に飼うことで、兄弟のような関係を築きやすいでしょう。
犬の社会化期は生後4週齢~、猫は3週齢~の期間を指します。
次はおすすめなのは、「先住犬がいるもとに子猫を迎える」方法です。
犬は群れで生活していた動物なので、後から来た子猫の面倒を見たり仲良くなってくれることがあるようです。
ここからは、おすすめはあまりできない組み合わせです。
まず、おすすめできない組み合わせとして「先住している成猫がいるもとに子犬を迎える方法」があります。
自分の縄張りに敵が入ってきたとみなしやすい傾向があり、やや難しい組み合わせとなります。
そして最も難しいのが「成犬と成猫」の組み合わせです。
これは先住がどちらにしろ、大人同士になるため大変難しく、同居がうまくいくかどうかはそれぞれの性格と相性次第となるでしょう。
注意したいこと② それぞれの習性に合わせた飼い方をする
犬と猫は全く違う動物同士なので、それぞれの習性を理解して飼い方や接し方をそれぞれ変えていかなければなりません。
犬と猫 一緒に飼うためのポイント
ポイント① 食事
犬と猫が同居だからと言って、ドッグフードを猫に、キャットフードを犬に与えるということはしないようにしましょう。
フードは、犬と猫それぞれに必要な栄養を考えて作られています。
また、犬が猫のご飯を横取り、猫が犬のご飯を横取りすることも考えられますので、それぞれが安心して食事ができるよう工夫してあげましょう。
ポイント② 寝床
犬も猫も一人で安心して体を休ませることができるスペースが必要です。
犬は昼に行動して夜は眠るのに対して、猫は昼に眠って夜に活発になることが多いので、お互いの睡眠の妨げにならないように、それぞれにゆっくり眠れる場所を作ってあげましょう。
犬はケージ、猫は犬が届かない高い場所に作ることをおすすめします。
ポイント③ 運動
犬には毎日の散歩が欠かせません。
犬と猫で遊んで体を動かしているとしても、犬は必ず外に連れ出して散歩に連れて行ってあげましょう。
また、犬だけ散歩に連れて行くのは猫が可哀そうだと考えてしまう方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、猫には散歩が必要ありません。
1人留守番になったとしても、猫はそれほど気にしてはいないのです。
その代わり、猫が遊んで欲しいとアピールしてきた時には遊んであげましょう。
犬と猫を一緒に飼うために必要な心構え
心構え① 最初から仲良くなって欲しい気持ちを押し付けない
犬と猫が仲良く寝ている写真なんかをインターネットなどで見かけることがありますよね。
飼っている犬と猫にもそうなって欲しいと考える気持ちは分かりますが、その気持ちは一旦捨てて慎重にいきましょう。
猫の爪は細く鋭いので、犬の目に当たれば眼球を傷つけてしまうこともあります。
犬のあごの力は強く、猫に致命傷を与える力も持っています。
思わぬ事故にならないためにも、最初は別々の部屋で生活させて、徐々に同じ部屋で過ごす時間増やして様子を見ていきましょう。
お互いが慣れて100%安心できるまで絶対に目は離さないようにしましょう。
心構え② 同居できない場合も想定しておく
同居を試みた結果、どうしても相性が合わず、お互いに危険が伴うため同居を諦めざるを得ないということもあります。
そうなったときのことも想定しておきしょう。
家が中が広ければ、お互いが行き来できないよう仕切りをすれば良いでしょうが、最悪の場合どちらかを手放さなければならないというようなこともあるでしょう。
同居をさせる前に、そうなったときの対処も考えておきましょう。
心構え③ 先住している方を優先する
「先住している方を優先させること」これは多頭飼いの鉄則でもあり、犬と猫の同居においても言えることです。
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