ケアンテリアの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

ケアンテリア,犬

ケアンテリアとのミックス犬

ケアンテリア+シーズー

成犬時にどの程度まで大きくなるかは、どっちに似るかで変わってきます。

いずれにしろ小型犬のサイズには収まるようです。

シーズーのおっとりとした性格がケアンテリアのテリア気質を和らげてくれ、飼いやすいミックス犬になります。

ケアンテリア+チワワ

大きさは個体によって変わってきますが、一般的にチワワの特徴であるアップルヘッドを受け継ぐことが多いようで、小さい体にケアンテリアを思わせるタフな被毛をまとわせ、自信満々に歩く姿にきゅんとなります。

どちらに似ても気が強そうなので、しつけを頑張らなければいけません。

ケアンテリア+プードル

どっちの被毛に似るかは個体差があります。

プードルの血が混じることで、テリア気質が少し抑えられ、穏やかになる傾向があります。

いずれにしろ、人が大好きで人懐こいミックス犬になります。

ケアンテリアはどんな人向けの犬種?

ご紹介してきた通り、ケアンテリアはとても陽気で、活発なので、一緒に生活するのに飽きるということはない犬です。

ただ、ある程度運動量が必要なので、あまり体力に自信がない方には、ハードルが高いかもしれません。

また、しつけも賢い分学習するのは早いですが、頑固な面などもあるので、犬を飼うことが初めてであれば、場合によっては苦労するかもしれません。

ケアンテリアを飼うのに向いている飼い主として、丈夫で体力があるポジティブな犬を欲しいと思っている人や、子供がいないかある程度大きな子供がいる人におすすめします。

ケアンテリアは大変優しく、子供の相手もできるとされますが、万が一子供がしつこくケアンテリアをいじったり、誤ってしっぽを踏んでしまったりした場合、敏感に反応してケガをさせる可能性もあるため気をつけなければなりません。

また、アパートやマンションでも飼えないことはありませんが、どうしても吠えるのが大好きなケアンテリアですので、騒音が気になってしまうかもしれません。

ケアンテリアは小型犬でありながら、運動量が結構多いので、一戸建てのお宅で庭などがあればベストな環境になります。

ケアンテリアの寿命と長生きさせるための方法3つ

ケアンテリアの平均寿命は12〜15年くらいになります。

比較的丈夫なケアンテリアは、近年の獣医学の進歩とともに、平均以上に長生きする個体も増えてきています。

せっかく出会えたパートナーと、少しでも長く一緒にいるため、私たちにできることとして3つのことをご紹介いたします。

1.質のいい栄養価の高い食事

健康でいるための秘訣の基本は食事にあります。

できるだけ添加物の入らない、質のいい食事を心がけましょう。

最近では、天然素材でヒューマングレードのフードもたくさんあり、それぞれの個体に合わせて選ぶことができます。

そのケアンテリアの体質に合わせることと、年齢にあったフード選びというのも大切になります。

2.毎日の運動を欠かさない

ケアンテリアは運動量を必要とする犬なので、毎日の散歩を日課にしましょう。

また、散歩だけでは運動は足らず、それ以外にもドッグランのような広場で思い切り走らせてあげる環境を作ってあげることが必要になります。

子犬の頃は筋肉や関節の成長期なので、無理な激しい運動は避けます

成犬時は、1番足腰を鍛える時期です。シニア犬になっても力強く歩けるように、きっちり体力づくりをさせましょう。

シニア時は、筋力を衰えさせないように毎日の運動は必要になりますが、体に鞭を打って運動させるような、激しい運動は避けるようにします。

どんなに年を取っても、散歩は運動以外にもストレス解消などの目的もありますので、生涯、散歩は続けるようにしてください。

3.検診を積極的に行う

元気いっぱいなケアンテリアは、ちょっとくらい体調不良でも、私たちには決してその素振りを見せません。

明らかに何かおかしいと思った時には、相当病気が進行していることも珍しくありません。

元気そう=健康と過信せず、健康でいてもらうため、予防医学に力を入れてください。

5歳までは年に1回。5歳を過ぎたら個体によっては年に2回、検診を受けるようにしましょう。

この記事のまとめ

ケアンテリアはこんな犬
  • 体重6〜7.5kgの小型犬
  • ダブルコートのミディアムロング。毛色は「クリーム」「ブルー」「レッド」「サンディ」「グレー」「ウィートン」「ブリンドル」成長とともに何度も毛色が変わる
  • しつけのポイント:子犬の頃から一貫したしつけをする
  • 注意したい病気:皮膚疾患、進行性網膜萎縮など
  • ケアンテリアの価格相場は10〜20万円
  • ケアンテリアの平均寿命は12〜15年

ケアンテリアのさいごに

室内で飼いやすい犬を〜と考えると、ついつい運動量の少なくて、飼いやすい犬がいいかなと思いがちですが、ケアンテリアのようなテリア犬は、多少手はかかりますが、一緒に生活してみればすぐにわかります。

「最高に楽しいパートナーだということが」

常にポジティブで陽気に動く姿は、どっと疲れて帰ってきた飼い主さんを、笑顔にしてくれ、明日も頑張ろう!と思わせてくれるでしょう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です