9月20日は敬老の日。犬は何歳からシニア?気をつけることは?

これは認知症・痴呆症などでも起きます。

愛犬が入れるような小さな隙間は、クッションなどを使い、入れないような工夫をするようにしましょう。

階段について

以前は難なく昇り降りしていた階段も、足腰が弱ってくるシニアにはかなりの負担になります。

階段を踏みはずして転げ落ちてしまったら、骨折や脱臼などの思わぬ怪我をしたりすることもあります。

頭などを打ち、打ち所が悪いと危険な状況になることもあり、大変危険です。

階段昇降をさせないのが1番の安全策になります。

階段に近づかないようにフェンスなどを取り付けて、事故防止を心がけましょう。

自宅の構造上、どうしても階段が生活圏内にある場合は、犬用のスロープや幅の広い安全なステップなどを取り付けましょう。

安心できる居場所

イングリッシュコッカースパニエル

シニア犬になると寝ている時間が増えますが、自分の老いというものを理解できない犬は、思うように動けないことを不安に思うようになります。

そのため寝ていたとしても、今まで以上に家族といたがり、いることで安心するようになっていきます。

愛犬のお気に入りの寝床を、常に家族がいるリビングに置いてあげ、室外犬の場合は、家族の声が聞こえるところや玄関にハウスを移してあげましょう。

寝ながらでも、大好きな家族の気配が常にあるということは、シニアの愛犬にとって何よりも安心できる居場所になります。

寝床にも注意

体温調整が苦手になってくるシニア犬は、季節に寄る寒い、暑いといった温度変化にも弱くなってきます。

寝床は特に、少しでも快適に過ごせるように、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるように、保温性の高い介護用マットやペットヒーターなどを活用してあげましょう。

また年齢を重ね、寝る時間が増えてきたら、床ずれの心配があるので、床ずれ対策の寝床を作ってあげることも検討してください。

必要に応じて、クッションやマットを使うのもおすすめします。

同時に、おトイレの失敗も増えてくるかもしれません。

汚れてもすぐに掃除できるような、防水加工されている柔らかいマットを敷いてあげたり、すぐにトイレができるように、トイレシートを寝床横にも敷いてあげるといいかもしれません。

シニア犬におすすめしたい洋服

愛犬の体調管理には、洋服を着せてあげるのも方法の1つになります。

ご紹介する洋服は、首とお腹部分をマジックテープで留めるようになっていてます。

脱着の際にわざわざ関節を動かす必要がないので、関節などに負担をかけることがなく、シニア犬に大変優しい作りなので、安心して着せることができます。

何よりも大変かわいいというのもポイントです!

くまさんとキャンプ柄ベスト

暖かい裏ボアのベストです。

柔らかい素材の洋服で、袖周りも十分ゆとりがあるので、脱着が簡単にできます。

シニア犬といっても、見た目はまだまだかわいいパピー。

ポップなシロクマがキャンプに行くアクティブなデザインと、カラーもビタミンカラーのオレンジとイエローで、元気をもらえるような洋服です。

https://shop.wan-voyage.com/items/33326774

ボアチェック柄ベスト

寒くなってきてからのお散歩にぴったりなベストになります。

暖かいボアベストは、首までややタートル状になっているので、歩いているときに寒い風が首元からお腹に抜けるのを防いでくれます。

防寒機能の洋服は、伸縮性がない生地というものが多く、脱着させるのが大変で苦労しますが、こちらのベストも首とお腹部分をマジックテープで留めるだけなので、シニア犬でも快適に着ることができます。

https://shop.wan-voyage.com/items/33408188

最後に

みなさんの大事な愛犬たちは、毎日どう過ごしていますか?

年齢の割に元気いっぱいだったり、少し歩く速度が遅くなってきたような…

毎日愛犬を見ていると、ふと変化に気付くことがあるかもしれません。

まずは、シニア期になってからさまざまな環境を変えるのではなく、少しずつご自身の愛犬の性格や行動を見ながら準備していきましょう。

また、少しでも気になる変化が見られたら、獣医さんに相談するようにおすすめします。

みなさんの愛犬たちが、いつまでも健康で長生きしてくれますように。