だいたい1歳での体重が、その個体の標準体重考え、以降、それより増えないような健康管理をしていくことになります。
体重は個体にもよりますが、1歳で1.9〜3.5kgになります。
気をつけたい食事の量・食事回数とあげ方
◆食事量の目安
1日60〜90g(成犬用のフード)
ある程度、体の大きさが決まり、食べる量も安定してきます。
このくらいの時期から、フードは成犬用に切り替えていきましょう。
◆食事回数
1日に2〜3回
だいたい1歳になるくらいから、食事は1日2回でもいいのですが、ポメラニアンの体質により、お腹を壊しやすかったり、下痢になりやすかったりする場合、回数を分けてあげることで改善することがあります。
あげ方と気をつけること
だんだんと子犬用から成犬用のフードに切り替えていく時期ですが、切り替えはゆっくり1週間〜10日ほどかけて、2種類のフードを混ぜ、少しずつ成犬用のフードの割合を増やし、お腹を慣れさせていきます。
この時期に注意したいこと
◆基本のしつけは1歳までに
小型犬は1歳からを成犬と呼ぶようになります。
それと同時に、基本的なしつけは1歳までに済ませておくことが重要になります。
それ以降でももちろん、学習はし続けますが、1歳までが1番いろんなものに好奇心を持ちますので、学習スピードが早いのです。
◆去勢・避妊手術をお考えであれば…
飼い主さんの考え方次第ですが、去勢・避妊手術を考えているのであれば、7ヶ月〜1歳前までがちょうどいい時期とされます。
特にオス犬の場合、あまり遅い時期の去勢手術だと、マーキングや足を上げてのおしっこなど、手術をしても直りません。
2歳〜4歳(成犬若年期)
ポメラニアンのこの年齢は、人でいえば23〜32歳の、1番体力的にも精神的にも安定し、若さに溢れ何でもできる年齢です。
この時期に太ってしまうと、その後年をとっていった時に、いろんな体への支障が出てきますので、引き続き体重管理は必要になります。
気をつけたい食事の量・食事回数とあげ方
◆食事量の目安
1日60〜90g(成犬用のフード)
引き続き、基本的に食事量は同じになります。
あとは、あげるフードや運動量などに合わせ、ウンチの状態を見ながら調整していきます。
◆食事回数
1日に2〜3回
回数も引き続き、基本的には同じになります。
あげ方と気をつけること
このくらいの年齢になってくると、飼い主の私たちも慣れというものが出てきます。
つい、いつもと同じように同じフードを与えます。
何もないだろうという事前提であげていますが、子犬の頃と違い、このくらいの年齢から突然、アレルギーが出てくることが稀にあります。
いつもと同じ食事であっても、普段と体調は同じかどうか、食後のポメラニアンの様子をたまにチェックするようにしましょう。
◆食物アレルギーの症状
- 食後口周りを痒がる
- 手など体を舐め続ける
- 皮膚が熱を持って暑い
などがあります。
そんな症状があった時には、獣医さんに相談してください。
この時期に注意したいこと
◆運動を欠かさない
ポメラニアンは、大型犬ほど運動は必要のない犬種にはなりますが、毎日の運動は体力維持とストレス解消のためにも必要になります。
またシニアになっても元気に歩くため、足腰を鍛える意味で、この時期の筋力運動はとても大切です。
筋力運動は、普通の散歩だけではどうしても足りません。
普段の散歩のコースに坂道などを取り入れたり、室内で筋力運動するようにしましょう。
☆室内での筋力運動おすすめ☆
- バランスディスクを使う
- 室内のいろんなところにおやつを隠し、宝探し
- バスタブを活用したプール
など、気軽に筋力運動をすることができます。
5歳〜10歳(成犬中年期)
ポメラニアンのこの年齢は、人でいえば36〜56歳にあたります。
ポメラニアンの中年期ですね。
まだまだ元気に見えるポメラニアンだと思います。
見た目も若い頃と何1つ変わらずあどけないままでしょう。
ただそれでも、間違いなく犬も老います。
愛犬の健康管理をいよいよ本格的に、きっちり管理していく時期になりました。
また食事は、よく7歳を目処でシニア犬用に変えると言いますが、それはあくまで目安です。
最近の犬は、中年期でも元気で体力がまだまだあることがほとんどになります。
早期にシニア用のフード切り替えは、栄養不足を招くことがあるので年齢で切り替えるのではなく、あくまで健康状態を見た上で判断しましょう。
気をつけたい食事の量・食事回数とあげ方
◆食事量の目安
1日60〜90g(成犬用のフード)
基本的には同じ量でOKですが、これくらいの年齢になってくると、個体差が出始めます。
いつもと同じに見えても、少しずつ老いる体の変化を見逃さないようにしましょう。
食欲や活動量、ウンチの状態を見て、少しでも変化があるときは、獣医さんに相談しながら、食事も見直すようにしましょう。
◆食事回数
1日に2〜3回
回数も引き続き、基本的には同じになります。
◆あげ方と気をつけること
どんなに元気に見えても、少しずつ健康に気を使う時期になってきます。
なに1つ持病がないという健康そのものであっても、これからのことを考えて、フードプラス、サプリメントなど、体にいいプラス何かを考えてもいいかもしれません。
最近では、獣医さんも推奨するサプリメントや、健康のための漢方薬もあります。
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