ポメラニアンのトイレについて。トイレトレーニングやトイレのタイミングは？

サークル内での排泄に慣れてきたら、トイレシーツの範囲を徐々に狭めていきましょう。

教え方について

排泄の失敗をすると掃除の手間もかかりますし、臭いも気になる事でしょう。

失敗が続くとついカーッとなって叱ってしまいがちですが、叱らずに“誉めて伸ばす”を意識してトレーニングを行いましょう。

なぜなら、強く叱られることによって『排泄＝いけないこと』と覚えてしまい、最悪の場合隠れてするようになったり、我慢してしまったり、怒られないように食ふんするようになってしまったりすることもあります。

褒められると私たち人間も嬉しくなるように、犬にとっても飼い主に褒められることはとても幸せな事ですから、上手にトイレの場所でできた時にはめいっぱい褒めてあげましょう。

沢山褒めることによって、信頼関係が深まる事にも繋がります。

時には叱らなければならない時もあると思いますが、時間が経ってから怒っても子犬にとっては何に怒られているのか分かりませんので、叱る時は必ず現行犯の時にしましょう。

合言葉を作ろう

子犬が排泄している時やもう少しで排泄をしそうな時は『シーシー』『ちっち』などの決めた言葉を言ってあげましょう。

排泄と『シーシー』などの言葉が子犬の中で結びついて覚えてくれると、ぐんと排泄が促しやすくなります。

また、トイレに失敗した時はしっかりと臭いを消して“この場所ではないよ”と示してあげることも成功へのカギとなります。

ポメラニアンに限らず、犬にとっては飼い主が笑顔で褒めてくれることが最高の幸せですので、トイレトレーニングを進めながらより信頼関係を深めていきましょう！

トイレトレーニングは成犬になってからでもできる?

トイレトレーニングは、成犬になってからでも間に合います。

成犬になると個体差はありますが、子犬の頃よりおしっこの回数は減り、ポメラニアンを観察していると、トイレをしたがるタイミングというものがわかってきます。

そのタイミングでトイレに連れて行き、そこでできたら思い切り、これでもかというくらいオーバーに褒めます。

それを繰り返すことで、自信家のポメラニアンは、褒められたことが嬉しくてまたそこでしようと学習していきます。

失敗したときは絶対に叱らず、完全無視で臭いが残らないように掃除をしましょう。

できていたはずのトイレを失敗するように!!どうしたらいい?

トイレを完璧にマスターしていたポメラニアンでも、突然失敗をするようになることがあります。

原因は3つあり、原因別に対策をご紹介いたします。

1.子犬の反抗期

犬にも人間と同じく反抗期というものがあります。

それはだいたい生後6～10ヶ月の頃になるといわれ、今までできていたことが突然できなくなったりします。

トイレも同様で、突然失敗をすることがあります。

ただ、完璧にトイレをマスターしてちゃんとできていたのであれば、反抗期からくるトイレの失敗になりますので、一過性の問題であることがほとんどです。

トイレの失敗は叱らず、臭いが残らないように消臭をし、念の為、トイレのタイミングでトイレに行くように促してあげるようにしましょう。

2.病気で服用している薬のせいでトイレが間に合わない

ポメラニアンが病気になり、薬を長期服用しなければならないことがあります。

薬により、利尿効果がありおしっこの回数が増えるものもあり、その場合、ポメラニアンはトイレに向かう途中間に合わずお漏らししてしまうことがあります。

これはポメラニアンの意思とは関係なく起こってしまうことなので、寝床からトイレまで距離がある場合、トイレを近くに移動してあげるか、トイレを増やしてあげることも方法になります。

3.シニアになりトイレの失敗をするようになった

かわいいポメラニアンもやがてシニアになります。

シニアになると足腰が弱り、トイレに行こうとしても間に合わずお漏らしをしてしまうことがあります。

また、ポメラニアンでは稀ではありますが痴呆になる可能性もあります。

対策としては、トイレを増やしたり、トイレで排泄するときによろめいても安全なように、大きめのトイレに変更してあげましょう。

また、状況によってはおむつと併用することも検討しましょう。

なかなかマスターできないトイレ、どうしたらいい?

一生懸命トイレを教えているつもりでも、なかなか覚えてくれないということがあります。

そんなときはまず、ご自身がしているトレーニング方法を振り返ってみましょう。

正しいやり方を繰り返すことで、必ずポメラニアンはトイレを習得してくれます。

注意したいこととして、失敗を繰り返すということは、トイレ以外のところにおしっこやうんちをしてしまっていますよね?

そこに臭いが残ってしまっていると、そこをトイレと思ってしまっている可能性があります。

トイレの失敗は、徹底的に臭いを消すことが最大の解決策になります。

トイレトレーニングがうまくいかないNG行動3つ

そしてトイレトレーニングをする上で、飼い主さんが知らずにNG行動をしていることがあります。