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また柔らかいので、噛みにくいということなく食べることができます。
それでもあまり食べない場合には、栄養だけでもきちんと摂るために、犬用のミルクを混ぜてみるのもいいでしょう。
トッピングにお肉やお肉を煮たスープを利用
どんな犬でもお肉は好きですよね。
いつものドライフードにお肉をトッピングしたり、お肉を煮た煮汁を一緒に入れてあげるのも効果的です。
おいしそうなお肉の匂いで食欲が増すことが多くあります。
高齢犬が食べないのは病気の可能性あり!?
高齢犬の食が細くなるのは、老化が原因とは限りません。
体に不調があり、具合が悪いときにも食欲は落ちます。
高齢になってくると、人間同様、さまざまな健康不安が出てきます。
しかし、単純に老化だから~と決めつけないようにしましょう。
特に、食欲減退とともに、
- 元気がない
- 嘔吐・下痢
- 体を触ったとき、どこか痛がる
などがあった場合は、病気やケガの可能性があります。
動物病院を受診することをおすすめします。
高齢のポメラニアン、何日食べなきゃ危険?
それでは、なかなか高齢のポメラニアンがまともにご飯を食べなくなったとき、何日までなら様子を見ていいでしょうか?
基本的に犬は、2~3日ご飯を食べなくても生きてはいけます。
ただ、高齢ということで体力が成犬に比べて落ちているので、1~2日様子を見て獣医さんに相談することをおすすめします。
ただし、食べないということ以外に、上記でご紹介したような症状がある場合は、様子を見ることなく、動物病院へ受診するようにしましょう。
食欲がない高齢犬に手作りご飯は効果あり!?
なかなかフードを替えても、トッピングをしても食べてくれないということが稀にあります。
必要な栄養を摂れないと、体力が落ちていくばかりです。
そんなときには、手作り食にするということを検討しましょう。
ただ、手作り食に変えるときに注意したいのは、
- きちんと栄養バランスを考える
- あげてはいけない食材をあげない
などを守る必要があります。
100%手作り食を3食あげるというのは、栄養バランスを考えたときに、毎回作るのはなかなか簡単ではありません。
基本、手作り食にしたとしても、できればドッグフードをトッピングしたりしてバランスを崩さないようにしましょう。
手作り食にする目的は、あくまで栄養不足を防ぎ、体力低下を防ぐことにあります。
栄養バランスを考えた場合、やはりドッグフードが1番になりますので、手作り食オンリーにはせず、ドッグフードも食べれるよう工夫してみることをおすすめします。
高齢犬へはフード+サプリメントが効果的
栄養を摂るには、高齢犬用のフードで十分摂ることはできますが、それぞれのポメラニアンによって、健康状態は違います。
年を取るごとに、さまざまな体の不調が出てきたとき、フードだけではなく、その不調を補うようなサプリメントをあげることで、調子が良くなるということがあります。
犬用のサプリメントは、かかりつけの動物病院でも扱っていることが多いので、ご自身のポメラニアンが高齢になってきたかなという頃、獣医さんに相談し、健康状態に合わせたサプリメントを飲ませることも効果的です。
この記事のまとめ
- 体重1.8〜2.5kgの小型犬。ダブルコートの長毛種
- 毛色:オレンジ、ホワイト、ブラック、レッド、クリーム、ブルー、ビーバー、チョコレート、オレンジセーブル、ウルフセーブル、ブラックタン、パーティーカラーなど多数(JKCで認められていない毛色も多数あり)
- 性格:感受性が強い、好奇心旺盛、賢く物覚えが早い、家族が大好き、警戒心が強い、プライドが高い
- いつから高齢犬(シニア)になる:個々によって老いのスピードは違う
- ポメラニアンの高齢期(シニア期)のシグナル・見た目編:被毛の色が薄くなってきた(白髪が増えた)被毛の艶がなくなってきた、抜け毛が増えた、ヒゲが白くなってきた、イボができてきた、目が白っぽくなってきた
- ポメラニアンの高齢期(シニア期)のシグナル・行動編:睡眠時間が増える、階段や段差を避けたり嫌がる、動きが遅くなる、食事のスピードが遅くなる、散歩に行きたがらない(行っても途中で帰りたがる)、あまり遊ばなくなる
- 高齢犬用のフードの選び方:良質な食材で作ったフードを選ぶ、愛犬の健康状態・好みに合わせる、健康をサポートできるフードを選ぶ
- 高齢犬の食事回数:1日3〜5回
- 高齢犬の愛犬がご飯を食べないとき:ドライフードをふやかす、トッピングにお肉やお肉を煮たスープを利用
- 病気の可能性:元気がない、嘔吐・下痢、体を触ったときどこかを痛がる
まとめ
残念ながら加齢は止めることはできません。
老化の速度や体調は、食事の内容や与え方が1つ違うだけで、長生きするための体づくりをしてあげることができるのです。
愛犬が高齢になったら、食事の見直しをしてあげることも、飼い主さんの責任の1つと言えるのではないでしょうか。
みなさんのポメラニアンが元気で長生きをし、ギネス記録を更新できますように。
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