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イングランドではトリミングが義務付けているのに対し、 原産国アイルランドでは、作業犬としての能力を重視され、トリミングが禁止されているといった変わった特徴を持ちます。
トリミングスタイルは、口髭もしくは口髭と眉毛を長く残し、体全体を少し短めにカットするスタイルが一般的です。
ケリーブルーテリアの性格・気質
- 好奇心旺盛で活動的
- 侵入者や他の動物・犬は容赦ない反応を示すことも
- 飼い主には忠実で愛情深い
- 「ブルーの命知らず」と呼ばれる勇敢な犬
ケリーブルーテリアの性格・気質
~典型的なテリア気質を持つ~
好奇心が強く活動的で、気の強いテリア気質を持っています。
「ブルーの命知らず」とも呼ばれていたほどの勇敢で負け知らずな性格で、「ブルーデビル(青い悪魔)」とも呼ばれるほどの気性の荒さを持っています。
気性の荒さは改良されてきましたが、見知らぬ人に対しては懐かず、短気で人や他の犬や小動物に対して攻撃的になることもあるようです。
警戒心や縄張り意識が強い、番犬として優れた性格とも言えます。
ケリーブルーテリアの性格・気質
~限られた人にだけ見せる愛らしい一面~
ケリーブルーテリアは、気性の荒い性格を持ってはいますが、飼い主家族に対してはとても愛情深く友好的で、従順な性格をしています。
見知らぬ人に対して警戒しても、それは最初だけで敵でないと判断すると打って変わって愛想を振り撒き歓迎するような性格も持っています。
誰にでも媚びることはなく、限られた人にだけ見せる愛らしい一面を持っているのです。
そして、いざという時には飼い主さんを守るため勇敢に立ち向かう頼れる存在となってくれるでしょう。
ケリーブルーテリアの飼い方・しつけ
ケリーブルーテリアの飼い方①
~飼育環境~
ケリーブルーテリアは、温暖な地域では屋外で飼育することもできますが、基本的には、室内で飼育し外でも運動できるような環境で育てることが理想的だと言われています。
どちらにしても、ケリーブルーテリアは縄張り意識が強く、外部からの侵入者には時に攻撃するようなこともあります。
宅配の人や近所の人に迷惑にならないような配慮も必要となります。
来客時にもハウスやサークル内で待てるようトレーニングもしておきましょう。
また、ケリーブルーテリアはシングルコートの犬種のため、寒さは苦手です。
寒い冬の季節には寒さ対策が必要となるでしょう。
ケリーブルーテリアの飼い方②
~運動はたくさん必要~
中型の狩猟犬とだけあり、運動量は多く必要です。
エネルギッシュな犬種でもあるため、精神的にも肉体的にも刺激に富んだ散歩や運動をしてあげると良いでしょう。
運動欲求を満たしてあげないと、ストレスが溜まって、吠える、噛む、物を壊すなど、犬特有の問題行動を引き起こすこともあります。
散歩は1日2回、それぞれ1時間を目安に連れて行ってあげましょう。
ボール遊びなどのゲームの他にも、リーダーウォークのトレーニングをすることで、飼い主の指示に集中するなど精神的な満足感も得られるようになるでしょう。
小動物を見つければ追いかけたり、他の犬に売られたケンカは必ず買うような犬種なので、例えドッグランなどでもオフリードにはしないようにした方が良いでしょう。
ケリーブルーテリアのしつけ
~威厳を持って、根気強く~
賢くて学習能力も高いケリーブルーテリアですが、独立心が強く頑固な一面もあるので、しつけは簡単ではないようです。
上下関係を作って、しつけをしていかないと軽く見られてしまいます。
子犬の頃から遊びを通じて信頼関係を築き、日々の一貫とした接し方でケリーブルーテリアのリーダーとなって根気強く接していきましょう。
また、力付くでのしつけは、ケリーブルーテリアの持つ気の強さから反発心を増してしまいます。
褒めて育てることを基本に、いけないことをした時は叱ると威厳を持って接していきましょう。
ケリーブルーテリアのお手入れ
ケリーブルーテリアのお手入れ①
~抜け毛は少ない?~
ケリーブルーテリアは、モコモコとした巻き毛で抜け毛が多そうにも見えますが、シングルコートなので抜け毛は少ない犬種です。