飼い主が新型コロナウイルスに感染したら愛犬はどうなる?今からできること

そういった方のために各自治体や民間の支援団体、動物愛護センターなどによって相談窓口を設置しているところがあります。
お住まいの地域やその近郊でそういった取り組みが行われているか、事前にインターネット等で確認しておくと良いでしょう。

すでに感染して困っている方が優先される様、事前の問合せは控えるようにしましょう。

◆ペットの無償お預かりサービスを提供している会社
ペット保険シェアNo.1のアニコム損保を⼦会社に持つアニコム ホールディングス株式会社では、新型コロナウイルス感染症に対するペット飼育者の不安を少しでも解消できるようにとペットの無償預かりサービス「「#StayAnicom」プロジェクトが行われています。
このプロジェクトは、新型コロナウイルスに感染した飼い主が隔離施設での生活の間や、入院の間、ペットを無償で預かるという取り組みです。
身近に預け先が見つからない時には利用を検討されてみるとよいかもしれませんね。

愛犬と感染予防としてできること

愛犬への感染防止のためにも、まずは飼い主さん自身が感染しないことが大切と言えます。

また、外出自粛要請でも犬の散歩は対象外ですので、散歩後のケアも重要となってくるでしょう。

◆一般的な感染症対策や健康管理を心がけること
外出から戻ったら手洗いうがいをする、外出時にはマスク着用など一般的な感染症対策、普段からの健康に心がけましょう。

◆愛犬に触れる前・後に手洗いうがいを徹底しアルコール消毒する。
帰宅時だけでなく、愛犬のお世話やコミュニケーションをとる前にもて手洗いを行ってアルコール消毒するようにしましょう。
接触した後にも手洗いうがいをしっかりするようにしましょう。

◆愛犬との過度な接触は控える
愛犬に顔を舐めさせたりキスしたりなど過度な接触は感染リスクを高めます。
今はお互いに我慢するようにしましょう。

◆食器や食事を共有しない
これは普段からも言えることですが、自分の食事を分け与えたり自分が使用した食器を与えたりしないようにしましょう。

◆定期的なシャンプー
シャンプーのしすぎもよくありませんが、定期的にシャンプーで被毛や体の清潔を保つようにしましょう。

◆排泄物の処理
排泄物を処理する際には、出来るだけ手袋をつけて、処理後には石鹸でよく手を洗うようにしましょう。アルコール消毒も忘れず。

◆他の人や動物との接触は控える
本来散歩では、他の人や犬・動物との交流は、犬にとって社会化となりとても大切なことですが、現状では新型コロナウイルスの感染のリスクを伴うことになります。
他人との距離(ソーシャルディスタンス)を2mほど保って挨拶程度にとどめておきましょう。

◆人があまりいない場所・時間帯に散歩する
3密を避けるため、できるだけ他の人との接触を避けるためにも人があまりいない場所や時間帯を選んで散歩するようにしましょう。

◆帰宅したら全身を拭いてあげよう
新型コロナウイルスは生存期間が長く、付着した状態で2~3日間は生存するといわれています。
散歩などで外出した際は、愛犬の体にウイルスが付着しているかもしれません。
ウイルスを家の中に持ち込まないためにも、除菌効果のあるブラッシングスプレーやシャンプータオルなどを使って体を拭いてあげ、手足はしっかり洗ってあげましょう。