【動物看護士が解説!】犬の腎臓病 原因や症状、治療法や食事について


犬の腎臓病について

犬の腎臓は、主に尿を作る働きがあります。

尿を作る際に血液に乗って運ばれてきた体にとっていらないもの(老廃物)を尿として排出させます。

腎臓の中のネフロンというところでろ過・再吸収・分泌・濃縮が行われて尿が作られるのです。

また、赤血球を作ったり、血圧を調整するホルモンを作ったり、ビタミンDの活性化し、カルシウムの吸収を助けたりする働きがあります。

このように、様々な働きをしている腎臓に何らかの障害が起きることによって、この腎臓働きに悪影響を及ぼす可能性があります。
犬の腎臓病には、どのような種類があるのでしょうか。

主な犬の腎臓病の種類 1.腎不全

急性腎不全と慢性腎不全があります。
腎臓病の多くはこの腎不全という病気です。
後ほど詳しく説明します。

主な犬の腎臓病の種類 2.糸球体腎症(ネフローゼ症候群)

尿中にたくさんのタンパク質がでてしまい血液中のタンパク質の濃度が極端に低下して、浮腫や腹水が溜まってしまう状態をまとめて糸球体腎症または、ネフローゼ症候群といいます。

腎臓にあるネフロンの中に糸球体と呼ばれる血管の塊があります。

この糸球体に何らかの障害が起こると、正常に血液をろ過できなくなってしまい、本来ろ過しないでもいい量のタンパク質が尿中にでていってしまいます。
そして、高たんぱく尿や低タンパク血症を引き起こします。

症状はむくみや食欲不振、元気喪失、下痢、嘔吐などです。
ひどくなると、腹水や胸水の貯留、低タンパク血症、低アルブミン血症、高コレステロール血症などを引き起こします。

主な犬の腎臓病の種類 3.腎盂腎炎

腎盂腎炎とは、腎臓にある腎盂という部分が何らかの原因によって炎症を起こし、腎臓の機能が低下する病気です。

糖尿病や他の腎疾患が原因となり発症したり、遺伝的要因で発症したりします。
腎盂腎炎が原因となり、腎不全を引き起こす場合もあります。

主な犬の腎臓病の種類 4.腎結石

腎結石とは、腎臓の中の腎盂と呼ばれる部分に結石ができてしまう状態です。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です