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トレーニング最初のうちは、トイレトレー以外にもサークル一面にトイレシートを敷き、どこで排泄をしても褒めてあげられる環境を作ります。
トイレシートの上で排泄をしたら、大げさなほどオーバーに褒めまくり、サークルから出してあげましょう。
そうすることで、足の感触でそれがトイレと認識し、そこで排泄すると外に出られるし、飼い主さんから褒められるといいことだらけなのです。
愛犬が次第にトイレを認識しだしたら、少しずつトイレシートの面積を減らしていき、サークルの外で過ごす時間も少しずつ長くしていきます。
1つだけ注意したいのは、失敗しても絶対そこに犬の鼻を押し付けたり、叱ったりしてはいけません。
怒りのしつけは犬が萎縮してしまうだけで、何1つ覚えません。
ボーダーコリーの無駄吠えをなくす方法
ボーダーコリーは警戒心がとても強く、些細な物音で吠えまくることがあります。
番犬としては大変優秀かもしれませんが、近所迷惑になりかねず、やはり、吠えないことに越したことはありません。
ただし、犬が吠えるということはコミュニケーションツールの1つですので、100%吠えることを禁じることはできません。
大切なのは、吠えてはいけないときに、飼い主さんの合図で吠えるのをやめさせることにあります。
まず無駄吠えのしつけの前に確認しましょう。
- ボーダーコリーと飼い主の間でちゃんと信頼関係が築けていて、リーダーシップが取れていますか?
- ボーダーコリーは運動不足でストレスを溜めていませんか?
ボーダーコリーとの間に信頼関係が確立していないと、どんなにしつけをしようとしても、人を見る能力も頭脳も優れているボーダーコリーは、飼い主のいうことなんか聞こうとしません。
また、ボーダーコリーは相当の運動量を必要とし、気持ちよく運動が足りていないとストレスから吠えやすくなる場合もあります。
これらを踏まえた上で、ボーダーコリーの無駄吠えのしつけ方法をご紹介いたします。
ボーダーコリーの無駄吠えしつけ方法
- 徹底的にお座り、伏せ、待てを完璧にどんな状況でもできるようにトレーニングします。(静かな場所だけでなく、人や車の音がするような場所でも完璧にできるようにします)
- できたら思い切り褒め、ご褒美をあげるのもOKです。
- それらをマスターすることができたら、誰かに協力してもらい、玄関のチャイムを鳴らしてもらいます。
- ボーダーコリーはチャイムに反応して吠えたがるので、すかさず「おすわり」の命令をします。仮にボーダーコリーが吠え出してしまっても、それに負けないような大声で「おすわり!」と叫んではいけません。叫ぶと自分に同調していると勘違いし、さらに大きく吠え出します。
- ポイントは、必ずアイコンタクトを取り、できるだけ低く冷静なトーンで短く「おすわり」と命令します。
- 一瞬でも吠えずにおすわりをしたら思い切り褒めます。
- 以上を出来るまで繰り返します。
ボーダーコリーはとても賢い犬なので、自分が認めるリーダーが、メリハリをつけて何がダメで何がいいのかをわかりやすく指示をすることで、回数を重ねずに学習することができるでしょう。
ポイントは、飼い主がリーダーになりきることと、わかりやすい指示を出せるかどうかにあります。
ボーダーコリーの散歩の仕方と頻度
ボーダーコリーは、どの個体も間違いなく、運動を相当必要とします。
あまりにも運動量が少ないと、運動不足のストレスが溜まっていき、どんなに行儀正しくいたいと思うボーダーコリーも問題行動に走ってしまうようになります。
また、ボーダーコリーは習性上、どうしても動くものに反応しがちで、散歩中、リードをグイグイ引っ張ることが多いです。
リーダーウォークをしっかり意識してしつけましょう。
ボーダーコリーの散歩時間と回数
ボーダーコリーは、運動を必要とする犬種ではありますが、気をつけたいのは1歳までは成長期ですので、激しい運動や長時間の散歩は、足腰や関節に負担がかかりますので控える必要があります。
1歳を過ぎたあたりから、1日2回、1回につき30〜1時間の散歩をしてあげましょう。
また、単調に平地を歩くだけではなく、できれば坂や曲がりくねった道など、変化に富んだ散歩コースを選んであげると喜びます。
そして、歩く、走る、ゆっくり歩くなどの変化をつけることもいいようです。
散歩だけでは足りません
ボーダーコリーは、毎日の散歩では運動不足になりがちです。
毎週でなくてもいいので、月に何回かは、ドッグランや広大な場所で、思い切り体を動かせるところに連れて行ってあげましょう。
また、散歩に関しては、飼い主さんの義務かのように、律儀に毎日行けるのに越したことはありませんが、そこは飼い主さんの都合で行くようにして大丈夫です。
毎日同じ時間に行くことを日課にしてしまうと、犬もそれを覚えます。
台風や本当に飼い主さんの都合で行けないとなると、それが犬にとってストレスになったりします。
犬は大好きな飼い主さんと家でまったりするのも大好きです。
たまに1日散歩に出ず、家でおもちゃで一緒に遊ぶのもアリですよ。
ボーダーコリーのお手入れ
ボーダーコリーはダブルコートなので、春と秋の換毛期の抜け毛はかなり大変です。
この時期は毎日ブラッシングがかかせません。
では、ボーダーコリーのお手入れ方法を詳しくみていきましょう。
ボーダーコリーのブラッシング
ボーダーコリーのブラッシングでは、スリッカーを使うのが基本ですが、ピンブラシやスリッカーを使った後の仕上げでコームを使ったりします。
換毛期の抜け毛はかなりの量になりますので、普段よりもマメにブラッシングするようにしましょう。
ブラッシングは、被毛を整えるためにするのですが、それ以外にも皮膚へのマッサージ効果もあり、血行がよくなり皮膚を健康に保ちます。
ボーダーコリーの体臭は?
ボーダーコリーは中型犬で長毛種だし、室内で飼ったら臭う?なんて不安がよぎりますが、実はこの犬種、ほとんど臭いません。
もちろん定期的にシャンプーをしてあげないと、やはり臭ってきますが、おそらくボーダーコリーは運動するのに外に連れ出すことも多く、必然的にシャンプーする機会も多いと思われるので、臭いに関してはさほど、心配はいりません。
ただ、シャンプーを頻繁にする場合、やはり皮膚への負担が心配ですので、犬用で、余計な添加物を使用していないような自然シャンプーの使用をおすすめします。
ボーダーコリーにトリミングは必要?
ボーダーコリーにはロングコートとスムースコートといますが、どちらも伸び続けるような被毛ではないので、トリミングは必要としません。
逆にしてしまうと毛質が変わってしまうことがあります。
全身のトリミングは必要ありませんが、飼い主さんができることとして、
- 足の裏の毛(室内での滑り止め)
- 肛門周りの毛(排泄した時に被毛を汚さないため)
などをクリッパーでカットしてあげると良いでしょう。
また、揃える程度で、はさみを使い、顔まわりやお腹をキレイにカットしてあげてもいいですよね。
いずれにせよ、犬がトリミングに慣れていない場合、思わぬケガに結ぶつくことがありますので、普段からどこを触っても暴れないように、スキンシップを十分にして慣らして置くことが大事です。
長生きの秘訣は歯磨き
犬にとって歯磨きは食べることと同じくらい大切です。
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