ボーダーコリーの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

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歯周炎になることで、口腔内の問題にとどまらず、構内で繁殖した菌は全身にまわり、全身疾患の原因になります。
子犬の頃から口の中を触られることに慣らし、歯磨きすることをクセづけましょう

歯磨きガムなどもありますが、それで歯垢の予防はできませんので、歯磨きが必要です。

ボーダーコリーの注意する病気

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どんなに丈夫で運動能力が高いボーダーコリーも、注意しなければならない、かかりやすい病気があります。

股関節形成不全

歩き方がおかしいことで気づきます。

歩く時腰が左右に揺れたり、スキップするような仕草をしだしたら注意が必要です。

初期の場合は安静にすることで治りますが、ひどくなると手術が必要です。
遺伝でなる場合もありますが、運動のしすぎでなることもあるので気をつけてください。

コリー眼異常(コリーアイ)

コリー特有の遺伝病で、グレードが1〜5まであります

グレード3から視力障害が見られるようです。

現在この病気の治療法は見つかっていません。

その都度出てきた症状に対しての対処療法になります。

少しでも愛犬の様子がおかしい時には、早めに病院で検査を受けましょう。

動脈管開存症

こちらも先天性の病気になります。

大動脈と肺動脈をつなぐ動脈感という血管が、本来は生まれてすぐ閉じなければならないのですが、開いたままになることで起きます。

症状として、疲れやすい、咳をする。
呼吸困難、倒れる。
などが見られます。

軽症の場合は薬物や運動、食事療法になりますが、根治させるには外科手術になります。

ボーダーコリーとのミックス犬

ボーダーコリー+ラブラドールレトリバー

ボーダーコリーに似た顔つきで、被毛はラブラドールレトリバーの短毛で、柄はその個体によりどちらかに似るようです。

どちらに似ても賢さ・運動神経の良さは間違いないでしょう。

ボーダーコリー+柴犬

子犬の頃は、柴犬とのミックスというより、ボーダーコリーのように見えることが多いかもしれません。

成長とともに、大きさは柴犬くらいの大きさで、被毛の柄はボーダーコリーに似ることが多く、被毛の質はその個体によりどちらかに似るようです。

ボーダーコリー+シーズー

体の大きさはボーダーコリーとシーズーの中間くらいで、被毛の柄はまさにボーダーコリー。

でも、顔の感じが愛玩犬のシーズーの面影を残し、ボーダーコリーの活動的な雰囲気とは違い、優しくおっとりした感じになります。

毛も抜けにくいようです。

ボーダーコリーはどんな人向けの犬種?

ボーダーコリーは、ご紹介してきたとおり、賢いがために、犬初心者には少し、ハードルが高い犬種かも知れません。

いきなりわがまま犬になってしまって、手に負えないなんてことになったら、お互い不幸です。

ある程度、犬のことを理解でき、ブレずに一貫したトレーニングをできる人に向いている犬になります。

そして、運動量も相当必要になるので、毎日ある程度の時間を犬のために割くことができ、たまに長時間犬のために遠くまで運動させに行けるという人じゃないと、ボーダーコリーを飼うことは難しいでしょう。

ボーダーコリーは中型犬ですので、小型の愛玩犬のようにいざという時には力で制する!なんてことは通用しません。

子犬の頃は特に、がっちりと犬と向き合ってしつけトレーニングできるような人でないと、後々いろんな問題が発生してしまうことがあります。

これらのことを全てクリアでき、ボーダーコリーと向き合っていけるようであれば、犬を飼うことが初心者であってもきっとうまく信頼関係を築いていけるでしょう。

また、アウトドア大好きな人にとっては、犬自身も、思い切り飼い主さんと楽しめるベストパートナーになれるのではないでしょうか。

ボーダーコリーの寿命と長生きのコツ

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ボーダーコリーの平均寿命は10〜17年くらいです。

それでも近年、犬の寿命は昔に比べ延び続けています。

少しでもご自身のボーダーコリーが長生きできるように、私たちができることを3つご紹介いたします。

1.ボーダーコリーの食事に気を使う

人と同様。

健康の基本は食べるものから始まります。

できるだけ添加物の少ない、質の良い食事を適量食べさせるようにしましょう。

また、その年齢ごとに消費するカロリーも変わってきますので、食事管理をしっかりすることが大切です。

2.ボーダーコリーにストレスを溜めさせない

ボーダーコリーがストレスを溜めてしまうのは、運動不足からだけではありません。

飼い主さんからの愛情が足りず、スキンシップをとってもらえない場合などもストレスを溜めてしまいます。

適度な運動と毎日話しかけ、スキンシップを取り、楽しく一緒に生きてください。

3.ボーダーコリーの検診を忘れずにする

犬は体調が優れなくても、限界まで我慢します。

そうなってから病院に行くのではなく、症状を見せるようになる前に発見して治療することが、長生きさせるためには大切なことになります。

特に5歳を過ぎたら、定期的に検診を受けるようにしましょう。

この記事のまとめ

  • ボーダーコリーは中型犬に分類されます。
  • ボーダーコリーは人間並みの知能を持ち、物覚えを早く、自分で考え判断して動くことができます。飼い主がどう育てるかで性格は決まります。
  • ボーダーコリーはダブルコートのロングコートとスムースコートがあります。被毛の毛色はブラック&ホワイト、ブルー&ホワイト、ブラウン&ホワイト、レッド&ホワイト、トライカラーやマールカラーなどがあります。
  • ボーダーコリーのしつけで必要なのは、信頼関係を築き、メリハリのあるしつけトレーニングをすること。また、散歩のしつけとしてリーダーウォークを意識しましょう。
  • ボーダーコリーの注意する病気は、股関節形成不全、コリー眼異常、動脈管開存症などがあります。
  • ボーダーコリーはダブルコートなので、換毛期は特に抜け毛が多く、毎日のブラッシングが必須になります。
  • ボーダーコリーの平均寿命は10〜17年。長生きのコツは、1.食事に気を使う。2.ストレスを溜めさせない。3.検診を受けること。 

ボーダーコリーのさいごに

ボーダーコリーは、知れば知るほど魅力的で、飼ってみたい。
一緒に生活したいと思わせる犬種です。

ですが、愛玩犬とは違い、簡単に飼える犬種でないのも事実です。

ご自身の生活スタイルと、ボーダーコリーの性質がマッチするかを見極めた上で判断してみてください。

ラッキーにもボーダーコリーを飼える環境にいるのなら、ぜひ、ボーダーコリーのいいところを極限まで引き出してあげてくださいね!

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