ボストンテリアの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

顔つきはパグのクチャっとした感じを引き継ぐことが多く、体型は個体差が大きいようです。

いずれにしろ、どっちにしても甘えん坊になるようで、飼い主さんをじーっと見つめ続ける眼差しが想像できます。

ボストンテリア+チワワ

どっちのいいところも取り入れたような、新しい犬種に見えることが多いです。

体つきはチワワですが、目つきや活発な動き方はボストンテリアそのものだったり。

つい守ってあげたくなるチワワの小ささに、あどけないボストンテリアの顔つきがミックスされた姿は、誰もがかわいいと思うのではないでしょうか。

ボストンテリアはどんな人向けの犬種?

ボストンテリア.白黒.ボール

ボストンテリアの性格や特徴から見ると、元気で明るく、コロコロといろんな表情を見せてくれるので、どんな人にでも、受け入れられる犬種ではないかと思います

遊びが大好きなので、小さな子供とも張り切って遊び相手になるでしょう。

ただご紹介したように、頑固な一面があるのと、一度興奮してしまうと、クールダウンさせるのに大変だという面があるので、それだけは心してください

また、寂しがり屋なボストンテリアが多く、あまりにも留守番が多いとストレスで破壊行動に走ったり、寂しさが度を越し、分離不安になってしまうこともあります。

そういう性格を考慮すれば、毎日長時間家にいない人には向かない犬種になるかもしれません。

そして、ボストンテリアは一定の運動量が必要になるため、体力に自信がない人にも飼うことは難しくなるかもしれません。

逆に、犬を飼ったからにはいろんなところに一緒に行き、アクティブにドッグライフを楽しみたい!と考えている人には最適な犬種になります。

室内環境は、アパートやマンションでも十分飼える犬種なので問題ありません。

ボストンテリアの寿命と長生きするためにできること

ボストンテリアの平均寿命は13〜15歳になります。

小型犬の平均寿命は14〜15歳と言われていますので、ボストンテリアは平均的な寿命の犬種になります。

ボストンテリアは先天性の病気になることも少ないといわれるため、健康的なシニアライフを送ることも可能です。

それではボストンテリアが長生きするために、私たちができること5つをご紹介します。

ボストンテリア.白黒.ボール

1.ボストンテリアに合った食生活をする

良質でバランスの取れた食事は、ボストンテリアの健康な体を作ります。

そして忘れてならないのが、ボストンテリアは体の大きさに幅がある犬種になります。愛犬の大きさや運動量などを把握し、適量の食事をさせるようにしましょう。

過剰な食事は肥満の原因になります。

2.ボストンテリアの呼吸器疾患に気をつける

ボストンテリアのような短頭種の犬は、呼吸器系の病気になりやすい傾向があります。

先天性の病気の場合は予防しようがありませんが、後天性の病気はある程度私たちが管理することは可能なようです。

  • 肥満にさせない
  • 夏の暑い日は散歩時間をずらすことと、室内の気温を管理しましょう
  • ストレスを過剰に溜めさせない
  • 異常な興奮をさせない

などを心がけましょう。

3.適度な運動は心身が健康になります

ボストンテリアの運動は、体力づくり以外にもストレス解消や、脳の活性化にもなります。

いろんなものを見せ、匂いを嗅ぐことで、どんどん脳は活性化され、痴呆予防にもなるといわれます。

4.ボストンテリアに愛情をかけましょう

どんなに忙しかった日でも、必ずボストンテリアに話しかけ、スキンシップをしてください。

そうすることで、ボストンテリアは幸せを感じ、心の健康は体にも現れます。

またスキンシップをすることで、些細なボストンテリアの体の変化にも気づいてあげられます。

5.ボストンテリアの検診をしよう

動物病院は、病気やケガの時、予防注射を摂取するときだけ行くところではありません。

健康をキープするため、予防を目的にも行くべきなのです。

どの状態が健康な状態なのかを把握することで、異常値に気づきやすくなり、対応も早くできます。

ボストンテリアが5歳を過ぎたら、年に1回は検診することをおすすめします。

この記事のまとめ

  • ボストンテリアは小型犬に分類されます。
  • ボストンテリアの性格はフレンドリーで素直。喜怒哀楽がすぐ顔に出ます。
  • ボストンテリアの被毛はシングルコートの短毛。毛色はブラック&ホワイト、ブリンドル&ホワイト、ゴールドブリンドル&ホワイト、マホガニーブリンドル&ホワイト、シールドブリンドル&ホワイト、ブラックブリンドル&ホワイトになります。
  • ボストンテリアのしつけは褒めること!1回叱ったら2つは褒めるようにしましょう。
  • ボストンテリアの注意する病気は、膝蓋骨脱臼、熱中症、肥満細胞腫などがあります。
  • ボストンテリアは抜け毛が多いため、ブラッシングは欠かせません。臭い対策にはシャンプーが効果的です。
  • ボストンテリアの散歩は、個体の大きさによって運動量が変わります。基本的には1日2回。1回につき30〜60分ですが、散歩時間は調整が必要になります。 

ボストンテリアのさいごに

テンション高く100%笑顔で遊ぶ姿も、ご機嫌斜めでふてくされた顔も、いろんな感情全て、顔に出してくれるボストンテリアは、ちょっとくらいやんちゃでも、「あ〜、やっぱりボストンテリアは可愛い!!」となってしまうのではないでしょうか。

それが人気のヒミツでもあります。

ただ、それが度を越して、ただの甘々の飼い主さんになってしまうと、周りに迷惑をかけるガウガウ犬になってしまうので要注意です。

ぜひ、誰からも愛される「ボストンテリア」を目指してくださいね!

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