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「おすわり」「伏せ」「待て」の3つを完璧にできることで、散歩中、他の犬に吠えたくなったり、何かに興味を示し走り出したくなっても、それらを静止することができます。
2.アイコンタクトをどんな状況でも取れる
「おすわり」「伏せ」「待て」と同じくらい大事なのが、アイコンタクトをちゃんと取れるということがあります。
イングリッシュスプリンガースパニエルは元鳥猟犬ですので、目で飼い主の言いたいことを読む能力に長けています。
その能力を最大限に引き出してあげることで、普段から何かをするというとき、飼い主さんとアイコンタクトを自ら取るようになり、勝手に暴走することなく、マナー良く、外で振る舞うことができます。
3.呼び戻しが完璧にできる
元鳥猟犬であったイングリッシュスプリンガースパニエルは、どうしても本能的に動くものが気になり、追いかけたくなる習性があります。
普段の散歩では、リードを付けていることと、無謀に走り出してしまいそうな時は、「おすわり」「伏せ」「待て」のコマンドでコントロールが可能でしょう。
ただ問題なのは、ドッグランや山や川など、ノーリードで遊ばせる機会があった時、とにかく楽しくて遊びに夢中になっていると、イングリッシュスプリンガースパニエルはどこまでも走って行ってしまうことがあります。
そんな時、呼び戻しができないと最悪です。
人間が走って追いつけるわけもなく、とにかく危険な要素がたくさん生まれます。
イングリッシュスプリンガースパニエルを守るという意味でも、呼び戻しは大変重要なしつけになります。
イングリッシュスプリンガースパニエルの散歩の仕方と頻度
イングリッシュスプリンガースパニエルは相当量の運動が必要になるため、毎日の散歩は日課としてください。
必要な散歩の頻度:1日2回、1回につき60分〜
散歩の仕方として、できればただ平坦な道を60分歩くのではなく、定期的に散歩のコースを変えたり、コースの中に、歩く道に坂道を混ぜたり、アスファルトの道だけじゃなく、芝生やあれば、砂利道など変化を取り入れましょう。
イングリッシュスプリンガースパニエルの必要運動量
どんなに毎日散歩をしていても、それだけではイングリッシュスプリンガースパニエルの運動量は十分ではありません。
月に何回かは、ドッグランや、思い切り走れるような広い公園や、犬連OKな山などに連れて行き、運動させるようにしましょう。
好奇心旺盛な性格を生かし、室内で、おやつやおもちゃをいたるところに隠し、探させるような遊びも喜びます。
イングリッシュスプリンガースパニエルのお手入れ
イングリッシュスプリンガースパニエルのブラッシング
イングリッシュスプリンガースパニエルはダブルコートの長毛種なので、普段から抜け毛は少なくありません。
そのため、抜け毛対策としてブラッシングは欠かせません。
また換毛期は特に、抜け毛が増えるので、普段よりもブラッシングの回数を増やすことが必要になります。
方法としては、スリッカーブラシを使うのが基本で、仕上げにコームを使います。
乾燥する時期などは、ブラッシングスプレーなどを使うと静電気を防ぐことができます。
また、ブラッシングは抜け毛対策以外にも、皮膚へのマッサージ効果にもなり、ブラッシングすることで血行が良くなり、皮膚病などの予防にもなるのと、良いスキンシップにもなります。
イングリッシュスプリンガースパニエルのシャンプー
イングリッシュスプリンガースパニエルのシャンプーは被毛の汚れ具合や、皮膚の状態で変わってきますが、2〜3週間に1回のシャンプーが基本になります。
シャンプーをすることで、臭い対策になるほか、シャンプーで死毛が落ちるので抜け毛対策にもなります。
イングリッシュスプリンガースパニエルのトリミング
イングリッシュスプリンガースパニエルは定期的なトリミングが必要になります。
飼い主さん自身が全身のトリミングは、できないわけではありませんが、ストリッピングなど、高度なスキルを要しますので、全身のトリミングはプロのトリマーさんにお願いしましょう。
イングリッシュスプリンガースパニエルの耳掃除
イングリッシュスプリンガースパニエルは垂れ耳なので、耳のお手入れも必ず必要になります。
何もせず放置しておくと、耳の中は蒸れやすいため、炎症を起こしやすくなります。
1〜2週間に1度の割合で、イヤークリーナを使用、もしくは、コットンを丸めるなどして、耳の中を拭き取ります。
耳垢の色が赤茶色や、量がいつもより多い、臭いがするなどがある際は、炎症を起こしている可能性があるので、獣医さんの診断を受けます。
イングリッシュスプリンガースパニエルの歯磨き
イングリッシュスプリンガースパニエルは、ご紹介した通り、噛み付くということが多い犬種になりますので、歯磨きのトレーニングは早いうちから始め、歯磨きされるということに慣れさせるようにします。
何にでも好奇心を示しますので、遊びながら最初は、口内を触れるようにすることから始め、次に、歯ブラシを自由に噛ませ、歯ブラシに慣れさせるようにと、順を追ってトレーニングしていきます。
イングリッシュスプリンガースパニエルの注意する病気
イングリッシュスプリンガースパニエルの注意する病気 その1 激怒症候群
しつけの項目でもご紹介しました、スプリンガー・レイジ・シンドロームという病気です。
これは遺伝的な病気になり、現在でも完治する治療法は確立されていません。
どんなにしつけをしても、突然怒り狂って、手がつけられないという場合、この病気である場合があります。
これは遺伝でなる病気なのがわかっていますので、イングリッシュスプリンガースパニエルを迎えるときには、両親の血筋を確認することが大切です。
イングリッシュスプリンガースパニエルの注意する病気 その2 皮膚疾患
イングリッシュスプリンガースパニエルは膿皮症や、アレルギー性の皮膚疾患になりやすい傾向があります。
皮膚を痒がっていたり、ブラッシングしたときにフケが多いなどあるときには、皮膚の状態を注意して見ましょう。
犬の皮膚疾患は、慢性化すると完治に時間がかかりますので、初期の段階で治療することをおすすめします。
イングリッシュスプリンガースパニエルの注意する病気 その3 眼疾患
イングリッシュスプリンガースパニエルは遺伝的に眼の病気になりやすいです。
特に、眼瞼内反症や進行性網膜萎縮症には注意しましょう。
眼の疾患は、他の病気よりもわかりにくいこともあるため、定期的な検診が大切になります。
イングリッシュスプリンガースパニエルとのミックス犬
もともと日本ではイングリッシュスプリンガースパニエル自体見ることが少ないので、そのミックス犬というと、さらに見る機会はないような気がします。
ただ、イングリッシュスプリンガースパニエルは海外では大変人気がある犬種になり、様々なミックス犬もいるようです。
イングリッシュスプリンガースパニエル+ラブラドールレトリバー
どっちの親に似るかによって、見た目は個々に違ってきますが、運動神経の良さや賢さは、どちらに似てもずば抜けていることは確かでしょう。
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