ノーリッチテリアの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

ブラッシングでは、ノーリッチの硬い被毛に負けないしっかりとしたピンブラシやスリッカーブラシなどを使ってブラッシングしてあげましょう。

体が汚れている時には固く絞った蒸しタオルで拭いてあげて、月1回を目安にシャンプーしてあげると良いでしょう。

ノーリッチテリアのお手入れ②

~気を付けたいお手入れ~

ノーリッチテリアの硬いワイヤー状の被毛を維持するためには「プラッキング」と呼ばれるトリミングナイフや指で毛を抜くトリミングが必要です。

このプラッキングができるトリミングサロンは多くないため、事前にプラッキングに対応できるトリミングサロンを探しておいた方が良いでしょう。

3~4カ月に1回を目安にトリミングに連れて行ってあげましょう。

ノーリッチテリアは、歯石が溜まりすい歯の生え方をしています。

歯石が溜まることによって歯周病の原因となってしまうので、子犬のころから歯磨きを入念に行ってあげてください。

歯磨きはできるだけ毎日、少なくても2日に1回はしてあげるようにしましょう。

ノーリッチテリアの注意する病気

ノーリッチテリアの平均寿命は、13~15歳と言われています。

遺伝性疾患が少なく比較的頑健な犬種ではありますが、肥満になりやすい犬種でもあり、関節・目・心臓の病気になりやすい傾向があります。

病気を予防するためにも肥満には気を付けましょう。

他にも皮膚の病気にかかりやすいためこまめにお手入れと皮膚の異常がないか確認しておきましょう。

ノーリッチテリアの注意する病気①

~膝蓋骨脱臼~

小型犬に多い病気で、膝のお皿が外れること、脱臼の病気です。

足への負担が重なることで起こりやすくなります。

症状が軽い場合には、必要に応じて痛み止めを投薬しながら自然に治るのを待ちますが、症状が重い場合には手術が必要となります。

家の中でも走ったり活発に過ごすことの多いノーリッチテリアなので、フローリングへの滑り止めや段差の軽減し高いジャンプをさせないよう注意するなどして足に負担が重ならないよう予防していきましょう。

ノーリッチテリアの注意する病気②

~肥大性心筋症~

何らかの原因で心筋が厚くなり心臓の内腔が狭くなる病気のことで、血液の循環不全を起こします。

初期症状では失神が見られることがありますが、ほとんどは目立った症状がなく、進行するにつれて腹水や咳、呼吸困難などが見られるようになります。

不整脈を起こした場合には、突然死することもある怖い病気です。

治療法は、内科療法で対処していく対処療法のみとなり心筋症そのものを治療することはできません。

早期発見早期治療が大切です。

異変にすぐ気づくことができるよう日頃から観察しておきましょう。

ノーリッチテリアの注意する病気③

~白内障~

目の水晶体の一部や全体が白く混濁する病気です。

老化によって起こりやすく、視力への影響や最悪の場合失明の恐れもあります。

治療法は、投薬治療で進行を抑える方法と、手術によって人口の眼内レンズを目に入れる場合があります。

予防することができない病気ではありますが、早期に治療することで進行を抑えられることができる病気です。

 

ノーリッチテリアの子犬の販売価格は?購入はブリーダーから

ノーリッチテリアの子犬の販売価格は、だいたい20~40万円です。

希少犬種のためペットショップで見かけることはほとんどなく、ブリーダーからの購入が一般的となります。

以前、海外から輸入されたノーリッチテリアが10万円台で販売されていたことがあり、後に純血統でないことが分かり問題になったことがありました。

相場価格よりも安すぎる場合には、しっかりと調べてから購入するようにしましょう。

ノーリッチテリアについて さいごに

ノーリッチテリアは、テリアらしい勇敢で活発な性格を引き継いでいるものの比較的扱いやすいテリア種です。

初心者におすすめとまでは言えませんが、ノーリッチテリアの性格や特徴を理解して接することができれば、初心者でも飼えるテリア種でしょう。

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