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トイレに入れば扉を閉めて排泄するまでは出さない、ステップ1と同じ手法でしつけていきましょう。
◆ステップ3
自発的にトイレに入ることを覚えさせる最終段階です。
トイレのサインを見つけたら、「ワンツー」などの言葉をかけるだけで自分からトイレに入って排泄することができればトレーニング完了です。
この時すでに、掛け声なしでもトイレで排泄できるようになっている子もいるでしょう。
自発的にトイレに行くことができないようであれば、ステップ2に戻りましょう。
犬のトイレのしつけのQ&A
Q犬が用意したトイレで排泄してくれません
犬がトイレで排泄してくれない理由にはいくつか考えられます。
・トイレ環境が落ち着かない
・前回失敗したときの匂いが残っていてその場所をトイレだと思っている
などが挙げられます。
まずはこれらのことを見直して正しく対処していきましょう。
また、トイレ以外で排泄した時の飼い主の反応を読み違えて、「喜んでいる・構ってもらえる」と思っている場合があります。
トイレ以外の場所で犬が排泄してしまっても話しかけず閉じ込めて、速やかに片付けるようにしましょう。
Q犬がトイレを失敗したときは体罰が有効?
過去には、犬がトイレを失敗したときに体罰を与えたり、犬の鼻をこすりつけて叱る方法が一般的な時がありました。
しかし、この方法は不適切です。
体罰によって、飼い主との信頼関係は壊れてしまうでしょう。
また、失敗したからと言って叱ることもしないようにしましょう。
叱られることで排泄自体がいけないことと覚えてしまい、我慢したり、隠れて排泄するようになることもあります。
褒めて伸ばすことが成功のカギです。
Q犬が散歩のときにしか排泄しない
室内でトイレができていたのに、散歩を始めたら外でしか排泄しなくなったという飼い主さんは少なくありません。
そんな時にはトイレの再トレーニングを行いましょう。
他にも、
・排泄しやすいタイミングの後には散歩しないようにする
・外出前にトイレコマンドを使って排泄させておく
・散歩中にトイレのサインが見られたら「待て」などの指示を出し、室内でトレーニングする
など、工夫を加えてトレーニングし直していきましょう。
まとめ
犬のトイレのしつけは、覚えるのが早い犬とそうでない犬がいます。
失敗して部屋を汚される度にイライラも募ってきますよね。
それでも正しく根気強くしつけていくことができれば、必ずしつけはできます。
イライラを犬にぶつけてしまう前に、トイレ環境やしつけ方接し方を見直してみましょう。
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