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「子犬のころは垂れ耳だったのに、成長するにつれて立ち耳になった」なんてこともよくあります。
性格においても、純血種は性格傾向がありますが、雑種犬の性格は未知で、飼い主の育て方次第で決まると言っても良いでしょう。
つまり雑種犬は、成犬になった時の容姿や性格の想像ができず、成長段階での変化を楽しむことができるのです。
雑種犬のウワサ・・・ホント?
雑種犬は病気に強いってホント?
「雑種犬は病気になりにくい」って聞いたことがありますよね。
こう言われるようになったのには理由があります。
純血種には、改良の過程で遺伝的なリスクを抱えていることがあり、「かかりやすい病気」などが存在します。
これに比べて雑種は、こうしたリスクが減少します。
もちろん個体によって違いはあるので雑種犬でも病気になるときはなりますが、「雑種強勢」という言葉があるように、特定の種類よりも混雑された雑種の方が病気や環境への抵抗力が優れていると考えられています。
そういったことから、「雑種犬は病気になりにくい」と言われているのです。
雑種犬は寿命が長いってホント?
「雑種犬は病気になりにくい」と同様「雑種犬は長生きする」という話もよく耳にします。
雑種犬の方が長生きすると言われるのにも根拠があります。
◆遺伝的リスク
前述でも紹介した通り、純血種は遺伝的疾患のリスクを抱えているのに対し、雑種強勢の雑種犬は病気になりにくいと言われているのに伴って寿命が長いことに関係していると考えられます。
◆環境への適応力
純血種と呼ばれる犬には、原産国がありその地域に適応するように作られてきた犬種です。
そのため、異なる環境には弱い傾向があります。
一方で雑種犬の場合は、暑い地域や寒い地域などそれぞれの地域の犬が掛け合わされて雑種犬となり、繁殖を繰り返しながら環境に適したいったということが考えられます。
特に野生の中で育った雑種犬は、病気になっても治療を施されることなく生き長らえ、強い個体だけが生き残ってきたのです。
◆日本犬の血筋
洋犬よりも日本犬の方が長生きすると言われています。
これは、前述の環境への適応力に関連することです。
以前までの雑種と言えば、日本犬の風貌を持つ犬を連想する人が多いように、日本犬の血筋が入っている雑種犬の寿命の傾向によって、「雑種犬は寿命が長い」と言われるようになったことも考えられるでしょう。
雑種犬は賢いってホント?
純血種よりも雑種犬は賢いということは、定かではありません。
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