詰まったと思われるものを、吐き出した場合は問題ありませんが、元気がなく、吐き出しもしない場合は、胃捻転も考えられますので、そういう場合は早急に動物病院へ連れて行くようにします。
犬のよだれが大量な原因3. 口内に食べかすが詰まっている
手作り食やクッキーなど、ご飯を食べた後、犬を見るとピチャピチャ、よだれを出しながら、舌をペロペロさせていることがあります。
そんな時は、まず、犬の口の中をチェックしましょう。
歯の間や歯茎などに、食べ物が詰まっていませんか?
犬自身、違和感を感じて必死に取ろうとした結果が、大量のよだれだったりします。
もし、口内に食べ物を見付けたら、キレイに歯ブラシをしてあげましょう。
犬のよだれトラブル 病気の可能性は?
犬がよだれを出すには、いくつかの理由があることがわかりました。
生理的な現象としてのよだれは、毎日のケアで口周りをキレイに保つことだけで問題ありません。
また、原因がわかっている限定的なよだれは、ある程度、私たちで対処可能です。
では最後に、同じよだれはよだれでも、病気の可能性がある、心配なよだれについて、ご紹介していきます。
まず、以下の項目をチェックします。
- 元気がなく、よだれが止まらない。
- 口臭がある
- 口周りが腫れている
- よだれを拭うと茶色い
- 食後、苦しそうにしてよだれが止まらない
普段、元気のある犬が元気がなく、よだれが出ているという時は、相当具合が悪い合図です。
中毒症状を起こしていることも考えられ、また、食後の場合は、胃捻転や腸捻転であることもあり得ます。
そして、口臭があったり、口周りが腫れているなどという症状の時は、歯肉炎含め、口腔ガンであったり、何かしら口内に病気が隠れていることがあります。
よだれに色がついている場合は、口の中の傷か、内臓からの出血が考えられます。
いずれにしろ、犬の様子がいつもと違い、よだれも止まらないという状態の時は、万が一のことを考え、獣医さんに診察してもらいましょう。
まとめ
一言で犬のよだれといっても、よだれ1つで、犬の体調や精神的な状態がわかることがあります。
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