ポメラニアンとの主従関係とは信頼関係を築くこと

ポメラニアン,クリーム色

それらを苦手とする犬は多いですよね。

または、無理矢理抱っこや、服を着せるということもありますね。

かなりの拒否アピールをしているのに、力だけで押さえつけ、わがままはいけません!とばかりに無理矢理押しつけたりするのはいけません。

苦手なものに対しては、少しずつ慣らさせることから始め、無理強いはストレスでしかありません。

ポメラニアンをおもちゃ扱いする

ポメラニアンは大変小さく、ぬいぐるみのようにかわいいです。

でも、ぬいぐるみやおもちゃではありません。

かわいさの表現を間違い、人間の子供にするような高い高いをしてみたり、良かれと思い、上から抱きしめようと覆いかぶさってみたり…

それら全て、犬には理解不能なことで、どれも好きではありません。

どちらかというと、恐怖でしかないでしょう。

犬には犬のかわいがり方があります。

運動不足にさせてしまうこと

ポメラニアンは小さくても体力がある犬種です。

室内で遊ぶことと、外に散歩に出るとではエネルギー発散レベルは全く違うでしょう。

外に出て運動することは、運動不足改善だけでなく、様々な匂いを嗅いだり見たりすることで、ストレス発散にも繋がります。

それらを十分にしてあげないと、ポメラニアンのストレスが溜まっていき、信頼関係が崩れていってしまう原因になります。

飼い主さんの手を好きになってもらおう

信頼関係を築くには、これをしたら大丈夫!と、1つのことだけできればOKということではありません。

様々なことを経て、初めて気付けることではありますが、そのステップの1つとして、飼い主さんの手を好きになってもらうことは、大切なステップになります。

手を好きになってもらうことで、手で触られるイコール大好きなこと。

安心できること。

となり、お手入れする時や、仮にケガや病気で本来なら触られたくない時でも、飼い主さんの手を受け入れてくれることで、看病をきちんとすることができます。

手を好きになってもらう方法

  • ご飯やおやつを手であげる
  • 手を使い、おもちゃの引っ張りっこなどの遊びをする
  • ポメラニアンの好きなところを優しく手で撫でてあげる

などをすることで、手はポメラニアンにとって大好きなものになるでしょう。

あなたとポメラニアンの信頼関係は大丈夫?チェックしてみよう!!

さて、ふと思いませんか?

私と愛犬のポメラニアンはちゃんと信頼関係を築けているのだろうか…と。

それでは信頼関係のチェックをしてみましょう!!

全て当てはまったら、いい信頼関係を築けていることになります。

名前を呼んだらすぐ反応してくれる?

どんな時でも、名前を呼んだら飼い主さんのところに来る、もしくは反応してアイコンタクトを取れていますか?

大好きな人から名前を呼ばれたら、即座に反応してしまうのが信頼している証になります。

体のどの部分でも触らせてくれる?

犬は本当に、心を開いて信頼している人にしか触らせないところがあります。

例えば、お腹、足先、口先、口内は、人に触られるのを嫌がる部分になります。

そこを触らせるということは、この人は大丈夫と安心している証拠です。

リラックスしてるときはどんなポーズ?

犬の弱点であるお腹を見せて寝ていたり、緊張感が全くなく長まっている時は、何の心配もなく、心からリラックスできているということになります。

心を開いていない人の前では決して見せることはありません。

アイコンタクトを取れる?

犬は大好きな人が何を思い、どうして欲しいのかを、アイコンタクトから読み取ろうとします。

散歩中でも、家にいる時でも、何気ない時にでもアイコンタクトをきちんと取れているということは、愛犬のポメラニアンが、一生懸命飼い主さんの気持ちを汲み取ろうとしている行動になります。

飼い主さんに寄りかかってくる?

例えば、飼い主さんにお尻をくっつけてきたり、膝に顎を乗せてくるなどは、最高の愛情表現になります。

または、そのポメラニアンの性格によっては、触れる場所は違っても、とにかく飼い主さんに触れていたいとくっついてくることがあるでしょう。

それは、大好きだから触れていることで、ポメラニアンが安心しきっているからなのです。

ポメラニアンが信頼している人だけに見せる行動って?

みなさん、チェック項目は全部クリアできましたでしょうか?

それでは次に、ポメラニアンが大好きで心から信頼している人にだけ見せる、特別行動ってどんなものがあるかみてみましょう。

ふと気づくと見られている

パタパタ動いているときに視線を感じ、その方向を見ると愛犬がじーっと見ていた。なんてことありませんか?

それは大好きな飼い主さんを見ていたいという自然な反応で、目があったときには尻尾フリフリしてくれるかもしれませんね。

顔をぺろぺろ舐めってくる

「大好きだよー」の愛情表現になります。

あまりにもしつこく来られると困りますが、こうもストレートに大好きアピールされると嬉しさしかありません。

気づくと飼い主さんの使っているものの上でくつろいでいる

常にくっついているわけにいかず、飼い主さんも動き回りますよね。

そこで愛犬を見てください。

飼い主さんが脱いだ上着や、愛用している膝掛けの上でくつろいでいませんか?

大好きな人の匂いに包まれるのは至福の時間なのです。

飼い主さんが落ち込んでいる時、いつも以上にそばから離れない

犬は言葉を話さなくても、人の感情を読み取ることに長けています。

大好きで信頼している人の気持ちなら、尚更瞬時に察知するでしょう。

大好きな人が落ち込んで沈んでいるとき、愛犬は必死でその気持ちを癒そうと寄り添ってくれます。

この記事のまとめ

ポメラニアン との主従関係とは信頼関係を築くこと
  • 体重1.8〜2.5kgの小型犬。ダブルコートの長毛種
  • 毛色:オレンジ、ホワイト、ブラック、レッド、クリーム、ブルー、ビーバー、チョコレート、オレンジセーブル、ウルフセーブル、ブラックタン、パーティーカラーなど多数。
  • JKCで認められていない毛色も多数あり
  • 性格:賢く物覚えが早い、プライドが高い、怖いもの知らず、警戒心が強い、好奇心旺盛、家族大好き、自立心がある
  • 信頼関係作りで絶対してはいけないこと :怒鳴る・体罰、嫌がっていることを無理強いする、おもちゃ扱いする、運動不足にさせてしまうこと
  • 信頼関係を築くのに大事なこと:犬との会話、一貫性のある飼い主の態度、スキンシップとアイコンタクト、いろんな体験を共にする
  • 理想的な犬との主従関係(信頼関係):毎日のご飯、トイレの世話、ブラッシングなどのお手入れ、しつけトレーニング、散歩、遊びなど、毎日の積み重ねで作り上げていく関係

ポメラニアンとの主従関係とは信頼関係を築くこと さいごに

難しいことはありません。

最初はなかなかうまくできないことでも、焦らず愛情を持ってゆっくり一緒に頑張れば、みなさんの愛犬であるポメラニアンは絶対心を開き、信頼を寄せていくでしょう。

犬は人が思う以上に感情豊かで、広い優しい心を持っています。

犬たちが、私たちに教えてくれることもたくさんあるはずです。

どうか、みなさんとみなさんのポメラニアンの毎日が愛情に溢れ、満たされた時間になりますように。

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