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当たり前のことではありますが、「これくらいなら・・・」というちょっとした気の緩みがマナー違反へと繋がっています。
特に苦情になりやすいのは、排泄物の処理です。
人のお宅の壁などにマーキングさせたり、糞・尿の処理をしないなどのことは、ご近所トラブルを招きかねません。
できるだけ自宅で排泄させてから散歩へ行く、マナーベルトを着用させておく、外で排泄したら必ず処理するようにして注意しておきましょう。
散歩のしつけは愛犬を危険から守る手段
安全なお散歩のために必要なのがしつけです。
外の世界は思っている以上に危険がいっぱいです。
首輪・リードが外れないようにして危険から守ることも大切ですが、しつけで愛犬を危険から守ってあげることができます。
あらゆる危険から愛犬を守るためには、散歩中でも飼い主さんに注目しておけるようリーダーウォークを習得させておくことをおすすめします。
加えて、おすわりやマテなどの基本コマンドも役立ってくるでしょう。
しつけ① 引っ張り癖
例えば、犬が飼い主さんの前でリードを引っ張って歩いている光景を目にすることがあるかもしれませんが、リードを引っ張ることで交通事故の原因や気管虚脱など病気になることもあります。
犬がリードを引っ張ったら立ち止まり、緩めたら進むのを繰り返し、引っ張らないようにトレーニングしておく必要があります。
しつけ② 拾い食い
好奇心旺盛な子犬のうちは、拾い食いにも注意しなければなりません。
犬は、食べる目的ではなくても落ちているものが何なのかを知るために口の中に入れて確かめようとします。
拾い食いを防ぐには、飼い主さんがよく注意する必要があります。
リードを短く持ち、犬が拾い食いしようとした時は足などで遮り、落ちているものから興味を外せば褒めてあげましょう。
しつけ③ 飛びつき
人懐こいアメリカンコッカースパニエルは、知らない人相手でも愛想よく接することも多い愛嬌ある性格が魅力的ですが、中には嬉しすぎて相手に飛びついてしまうこともあります。
飛びついた相手が犬が苦手な人である可能性や、子供やお年寄りだと驚かせて転ばせてしまう可能性だってあるでしょう。
トラブルを起こさないためにも、普段から飛び付きをしないようにトレーニングしましょう。
◆ハーネスより首輪がおすすめ
散歩の必需品である首輪やハーネス。
デビューの際には、ハーネスではなく首輪をおすすめします。
ハーネスは首を絞めないので、引っ張り癖のある愛犬の体への負担が少ないなどのメリットもありますが、リードを使った指示が伝わりにくいといったデメリットがあります。
そのため、お散歩デビューの際はまずは首輪で練習してみましょう。
ハーネスは、お散歩が上手にできるようになってからでも遅くありません。
また、リードにもロングリードや伸縮リードなどの種類がありますが、扱いに慣れていないと愛犬を危険から守るどころか、周囲の人を巻き込んでしまう可能性もあるため、スタンダードリードを使用するようにしましょう。
お散歩の注意点
注意点① 嫌がる・怖がる時や体調不良時は無理強いしない
外の環境に慣れていない子犬のうちは、散歩に行こうとしても嫌がる、立ち止まって進まないなんてこともあります。
そんな時は無理強いしてまで連れて行く必要はありません。
無理強いをされた子犬は、散歩嫌いになってしまう可能性も考えれます。
また、元気がない食欲がないなどの体調不良が見られる場合も無理強いしてまで連れて行かなくてもよいでしょう。
何よりも静かな環境下で短い距離や時間から無理なく慣れさせていくことに気を付けてあげてください。
注意点② 夏場のお散歩について
ダブルコートの被毛を持つアメリカンコッカースパニエルは暑さに弱い犬種です。
夏場の日中は、アスファストの温度が50~60℃にまで上がり、地面から近い犬はより暑さを感じ熱中症になりやすく、肉球はやけどをしてしまいます。
日中の時間帯でのお散歩は絶対に避けて、早朝の時間帯と日が沈んで時間が立った夜の時間帯のお散歩にしましょう。
愛犬が暑さにバテているような様子が見られる場合には、短時間で引き上げても構いません。
また、こまめな水分補給も忘れずに行ってください。
注意点③ 害虫への対策も忘れずに
温かい季節になるとノミやダニが活動しています。
地面に近い位置にいる犬は寄生されやすいため、ノミダニ予防対策をしっかりとっておくようにしましょう。
また、5月頃~12月頃には蚊にも注意しておかなければなりません。
恐ろしい病気である「フィラリア」を媒介するため、ノミやダニとともに注意が必要です。
動物病院でフィラリア予防薬を処方してもらうようにしましょう。
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