ビーグルにはどんな服を着せる?「ビーグルのファッション事情」

ビーグル.中型犬.たれ耳.首輪

散歩の後、ぐちゃぐちゃに汚れたビーグルを毎回洗ってあげるのは一苦労ですが、服を着ていれば、汚れる範囲はかなり少なく済みます。

ビーグルが人と生活するためのマナーとして

ビーグル犬は、ダブルコートの被毛を持っています。

上毛は硬いまっすぐな被毛です。

換毛期は当然抜け毛がすごいのですが、それ以外のシーズンも抜け毛はゼロではありません。

毛が硬いので、時に飼い主さんの服に被毛が突き刺さっていることも。

それでも自分の可愛い愛犬の被毛なら、痛くも何ともありませんが、やはり外出の時は気にする必要がありますよね。

ドッグカフェや最近増えつつあり、犬と泊まれる宿などでは、他の犬やたくさんの人が同じ空間を楽しむので、マナーとして少しでも抜け毛が落ちないように服を着せてあげたいものです。

ビーグルに服を着せることはビーグルを守ること

ビーグルに服が必要なワケをご紹介してきました。

服を着せることで得られるメリットはたくさんあります。

そして時に、ビーグルに服を着せることで、ビーグル自身を守ることができるのです。

どういうことなのかを見ていきましょう。

ビーグル.中型犬.たれ耳.ソファ

シニア期に入ったビーグルには服は必須!?

どんなにかわいいビーグルもやがて、年を取りシニア期に突入します。

活発なので、まだまだ元気と思いがちですが、若いビーグルに比べればやはり、体力が変わってきますし、見えない体の中は老化していっています。

若い頃なら多少の温度差もへっちゃらだったかもしれません。

でも年々年老いてくると、気温差が体に堪えるようになってきます。

そういった気温差から守るためにも、シニア期に入ったビーグルには服は重要になってきます。

ビーグルのケガや手術患部を保護するのに服は最適

どんなに丈夫なビーグルでも、病気やケガをすることがあるかもしれません。

犬は自分の痛いところを舐めてしまう習性があります。

手術後の患部やケガをしたところは、早く治すためにも舐めさせてはいけません。

でもビーグルにはそれがわかりません。

動物病院ではエリザベスカーラーを勧められますが、使ってみればわかるとおり、満足に水も飲めない、歩くたびにどこかにぶつかってしまう…と、ビーグルにとってストレス極まりありません。

そこで、犬用の術後服というものがあります。

患部を舐めないように保護する服になります。

それを着せることで、エリザベスカーラーと違い、ビーグルの動作に制限がかかることがないので、ストレスフリーかつ、ケガや手術患部を舐めるということができないという、いいことだらけな服なのです。

ビーグルにはスヌードがあると便利

ビーグルのチャームポイントに大きな垂れ耳があります。

大変かわいい耳なのですが、くせ者でもあるのです。

ご飯を食べる時に、耳がフードボールに入ったり、散歩でクンクン匂いを嗅いだ時に、水たまりに耳が入ってぐちゃぐちゃになったり…

どういう状況でも、耳を濡れたまま放置してしまうのは衛生的に良くありません。

そこで役立つのがスヌードになります。

必要な時に活用することで、耳が地面につくことを防ぎ、余計な汚れから守ることができます。

ビーグルに服を慣れさせるには?

基本的に犬には服を着るということが理解できません。

さらにいうと、自分の被毛の上を、何かで覆われることに不快感があるかもしれません。

ただしそれも慣れてしまえば、どうってことがなく、当たり前に服に対して違和感がなくなるのでしょう。

嫌がることもなく、当たり前のように服を着るようになります。

ではどうしたらそのようになってくれるのでしょうか。

ビーグルに服を慣れさせる方法をご紹介していきます。

ビーグルの服デビューは子犬期がベスト

子犬の時期というのは、全てが初めてのことで新鮮に映ります。

その分、いろんなことへの適応が柔軟な時でもあるので、服デビューをさせるにはベストな時期といえます。

子犬の時期から服に慣れさせることで、服に対しての嫌悪感を持たせることなく、こういうものと受け入れてくれることが多い傾向にあります。

ビーグルの服初心者には簡単なデザインから

最初から着させるのが難しいつなぎなどは避けましょう。

まずは簡単に脱着ができるタンクトップや、マジックテープで留めるだけの、簡易な服を着させるようにします。

服を着せることに手間取ってしまうと、服を着ること=嫌なことと学習してしまいます。

そうなると、服を着ることを拒否してしまうようになるので、まずは服に慣れさせる意味でも、脱着が簡単なものからトライしていきましょう。

ビーグルの服トレーニングは時間をかけて

ビーグルに服を着せようとした時、着せた瞬間に脱ぎたがったりすることがあります。

そこで諦めては服に慣れさせることはできません。

まずは、服を着て10〜15分で脱がせるなど、短い時間から始め、徐々に来ている時間を長くしていきます。

結果を焦らずゆっくり時間をかけましょう。

ビーグルが服を着た時は散歩など楽しいことをする

服を着たら、楽しいことが起きると学習する方法はかなり有効です。

服を着ること自体、ビーグルにとっては楽しいことではありません。

でも、

  • 服を着ると散歩に行ける。
  • 飼い主さんが遊んでくれる

など、服を着ることでいいことが起きると、それをきちんと記憶しますので、繰り返すうち、服を着るといいことが起きると思うようになり、自然と服を着ることに違和感を覚えなくなります。

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