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特に脚力が強く高くジャンプすることがあるので、室内飼いの場合は足に負担がかからないようフローリングで滑らないように注意しておきましょう。
また、一度噛むと離さない習性があるので噛まれたくない物は、届かない場所に置くように気を付けておきましょう。
ワイヤーフォックステリアの飼い方③
~散歩や運動~
元気いっぱいで体力豊富なワイヤーフォックステリアは、運動不足になることでストレスを溜めやすく、ストレスを溜めることで問題行動が増えることがあります。
小型犬でありながら運動は多めに必要なので、しっかりと運動をさせてあげるようにしましょう。
毎日の散歩時間の目安は、1日2回それぞれ30分を目安に行いましょう。
それ以外にも、自由に駆け回ることができる時間を設けてあげましょう。
ドッグランやボール遊びなどでたくさん運動させてあげるようにしましょう。
ワイヤーフォックステリアのしつけのコツ
- メリハリを持って根気強くしつけていくこと
- ワイヤーフォックステリアの習性を理解し接する
- 飼い主がリーダーとなること
- 褒めながらしつけていく
ワイヤーフォックステリアは元気いっぱいのテンションが高い性格をしている一方で、飽きっぽい性格でもあります。
さらに賢さを持ち合わせているものの、頑固な一面がしつけを邪魔してしまうでしょう。
そんなワイヤーフォックステリアのしつけは短時間でメリハリを持ち、毎日少しずつしつけていくことがしつけのコツです。
また、犬種特有の性質を理解しておくことも必要です。
狩猟気質が強いため、散歩中に他の犬や動物を追いかけたり攻撃的になったりすることや、警戒心の強さから無駄吠えや噛み癖がつきやすい犬種でもあるので、飼い主の言うことを聞けるようにコントロールしておきましょう。
飼い主がリーダーシップを発揮して、褒めてしつけていきましょう。
ワイヤーフォックステリアの注意したいしつけ①
「社会性を身に付けること」
ワイヤーフォックステリアは、子犬期に社会性を身に付けることは欠かせません。
警戒心の強さから無駄吠えや噛み癖が付きやすく、狩猟気質から他の動物への敵対など懸念されることがあります。
それを防ぐためには、社会性を身に付けさせて社交的に育てていくことが必要です。
様々な生活音や、自動車や工事の音、知らない人や子供、他の犬、猫などの動物にも積極的に慣れさせておきましょう。
ワイヤーフォックステリアの注意したいしつけ②
「噛み癖」
噛むことが好きなワイヤーフォックステリアは、噛み癖がついてしまうととても厄介です。
子犬期の甘噛みでも矯正せずに成犬になってしまうと、顎の力も強いため破壊行動や人にケガをさせる心配が出てきます。
噛む状況に合わせて対処を変えながら噛み癖をしつけていきましょう。
- おもちゃなど噛んでもいいものを与え、噛まれて困るものは片づける。
- 甘噛みには、遊んでいる時に興奮して歯を当ててきた時に遊ぶのを中断して無視をする
- 破壊行動には、噛み癖防止スプレーや大きな音で驚かせて噛むのを止めさせる
ワイヤーフォックステリアの注意したいしつけ③
「吠え癖」
ワイヤーフォックステリアは警戒心が強く他人に懐きにくい性格をしているため、チャイムの音や外の物音などに警戒心して吠え癖がつきやすいと言われる犬種です。
もちろん社会性を身に着けることで和らげることができますが、ワイヤーフォックステリアの吠え癖に悩まされている飼い主さんは少なくないようです。
吠えている時に厳しく叱りつけたりするのは逆効果となるので、しないように気をつけましょう。
「ハウス」「おすわり」の指示でワイヤーフォックステリアが落ち着きを取り戻せるような関係性を築いておくことが理想的です。
ワイヤーフォックステリアのお手入れ
ワイヤーフォックステリアのお手入れは、比較的簡単ですが必要ないというわけではありません。
口周りの毛とヒゲが長いので、毎日の食事の後には口周りを拭き清潔に保ってあげましょう。
ワイヤーフォックステリアのお手入れ①
~抜け毛~
ワイヤーフォックステリアの被毛は、ダブルコートといわれる上毛と下毛の二重構造になっているため、換毛期には抜け毛が目立つようになります。
日々のブラッシングや定期的なシャンプーで死毛を取り除き、飼育環境に抜け落ちた抜け毛は掃除をして清潔な環境を整えてあげましょう。
ワイヤーフォックステリアのお手入れ②
~ブラッシング~
抜け毛の多いワイヤーフォックステリアのために、ブラッシングは少なくても週3~4回を目安に行ってあげましょう。
ワイヤーのような硬い被毛のワイヤーフォックステリアのブラッシングには、硬い被毛にも負けずに抜け毛を取り除いてくれるスリッカーブラシを使うと良いでしょう。
ワイヤーフォックステリアのお手入れ③
~トリミング~
カットスタイルが楽しめるのもワイヤーフォックステリアの魅力の1つです。
また、ワイヤーフォックステリアの最大の特徴であるワイヤーのような被毛を保つためには、「プラッキング」と呼ばれる処理が必要になることがあります。
「プラッキング」とは、余分な毛を専用ナイフや指で抜いていく処理のことです。
プラッキングを行うことで、不要なアンダーコートがなくなりワイヤー状の被毛の美しさが強調され、皮膚の健康を保つことができます。
初めは毛を抜かれる刺激に驚く犬もいますが、上手にすれば慣れていくので痛みの心配をすることはなくなります。
「プラッキング」以外にも、「クリッピング」と呼ばれるバリカンやハサミでムダ毛を取り除く処理で十分なこともあるため、必要に応じていずれかの手入れをしてあげると良いでしょう。
ワイヤーフォックステリアのお手入れ③
~耳のケア~
立ち耳のワイヤーフォックステリアもいますが、基本的にはV字型の垂れ耳をしています。
垂れ耳の犬種は、耳の中の通気性が悪く菌が繁殖しやすく不衛生になりがちです。
定期的な耳掃除で清潔にしてあげましょう。
できれば毎日耳の中のチェックをして、汚れていれば乾いたタオルなどで拭き取ってあげましょう。
定期的にイヤークリーナーを使った耳掃除もしてあげましょう。
- 耳の中にイヤークリーナーを垂らす
- 耳の根本のコリコリとした部分をクチュクチュと音がするようにマッサージする
- 手を放してワイヤーフォックステリアに頭をブルブルさせる
- カット綿で拭き取る
- これを2回繰り返す
ワイヤーフォックステリアの注意する病気
ワイヤーフォックステリアの注意する病気①
「皮膚疾患」
ワイヤーフォックステリアは脂性で皮膚が弱く、更に日本の高温多湿の気候は皮膚疾患を招きやすい環境にあります。
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