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階段に立ち入らないように柵をつけたり、高さが低めのソファーにしたりするなどして、足への負担を軽減するように配慮しましょう。
イングリッシュコッカースパニエルのしつけ① 飼い主がリーダーシップを取る
賢い性格がゆえに、飼い主が甘やかしてしまうと、「なんでも要求が叶う」というのがわかってしまい、わがままな性格になってしまうことがあります。
しつけの際は、やってはいけないことをしたらその都度教えるようにして、常に飼い主がリーダーシップを取り、しつけを行いましょう。
イングリッシュコッカースパニエルのしつけ② たくさん褒める
しつけを成功させるコツはいくつかありますが、その中でも重要なのが、指示したことができたら、その場でとにかく褒めることです。
とくにイングリッシュコッカースパニエルは、従順な性格なので、褒めてあげることで飼い主を慕う気持ちが強くなり、言うことを聞けるようになっていきます。
しつけは楽しい成功体験を繰り返すことで、それが習慣化されていきます。
犬のモチベーションを高めるためにも、常に褒めるように心がけましょう。
イングリッシュコッカースパニエルのしつけ③「おすわり・ふせ・待て」
イングリッシュコッカースパニエルのしつけで必ずマスターさせなければならないのが、「おすわり・ふせ・待て」になります。
比較的どれも簡単に教えることができるコマンドではありますが、肝心なのは、どんなに騒々しいところでも、どんなに興奮している状況でも、命令1つで確実にできるということが必要です。
それらを完璧にマスターできれば、どんなにイングリッシュコッカースパニエルが興奮してしまっても、「おすわり」の一言で、イングリッシュコッカースパニエルの興奮を一時鎮めることができます。
イングリッシュコッカースパニエルの食事
イングリッシュコッカースパニエルは、食用旺盛で太りやすい体質です。
肥満にならないように、食事管理をしっかりと行いましょう。
えさ代や保存の利便性を考えると、総合栄養食のドライフードを毎日の食事として与えるのが一般的です。
しかし1日の必要給与量を与えても物足りないようなときは、ウェットフードを与えてみるとよいでしょう。
というのも、ウェットフードは水分量が多いため、ドライフードに含まれている栄養量を摂取するには、ドライフードよりも、より多くの量を食べる必要があるからです。
つまり、栄養量は同じでも、1食あたりに食べる量が増えるので、満腹感が得られやすくなります。
ドライフードとウェットフードを上手に活用して、食事管理をしていきましょう。
イングリッシュコッカースパニエルのお手入れ
定期的にお手入れをすることで、病気を予防することができます。
必要に応じて以下のお手入れをするようにしましょう。
イングリッシュコッカースパニエルのお手入れ① 耳掃除
イングリッシュコッカースパニエルの耳は垂れているため、通気性がよくありません。
耳の中が蒸れると細菌が繁殖してしまうので、週1回は耳掃除を行い清潔に保ちましょう。
耳掃除は自宅で簡単にできます。
手順は、
- コットンにイヤークリーナーをしみ込ませ、耳たぶの内側の汚れを拭き取る。
- イヤークリーナーを耳から溢れないギリギリまで入れる。
- 耳の付け根をマッサージするように揉む。
- 耳の中のイヤークリーナーをコットンで拭き取る、もしくは犬に頭を振ってもらい、イヤークリーナーを耳の外に出す。
といった流れです。
耳を揉んだあとに手を離すと、耳の中の違和感のせいで頭を振ったりします。
イヤークリーナーが飛び散っても大丈夫なように、耳掃除はお風呂場でやったほうがよいでしょう。
イングリッシュコッカースパニエルのお手入れ② ブラッシング
毛が長いイングリッシュコッカースパニエルは、毎日のブラッシングが必要です。
とくに内股や脇の下は毛が絡まりやすいので、毛玉ができないように気をつけましょう。
長毛種の場合、ブラッシングはスリッカーブラシが向いています。
毛をかき分けて根本からブラシをあて、抜け毛を取り除いていきましょう。
仕上げにピンブラシやコームで整えれば、毛が絡まっていないか確認できます。
もし毛玉ができてしまったときは、無理に取ろうとすると皮膚を傷つけてしまうことがあるので、トリミングサロンにお願いすることをおすすめします。
イングリッシュコッカースパニエルのお手入れ③ トリミング
2カ月に1回ぐらいのペースでトリミングも行うようにしましょう。
被毛が伸びたままになっていると毛が絡まりやすく、ブラッシングの手間が大変になってしまいます。
また、被毛が地面について汚れてしまい、皮膚トラブルを引き起こしてしまう可能性もあります。
健康維持のほか、イングリッシュコッカースパニエルならではの美しさを保つためにも、トリミングは必須です。
イングリッシュコッカースパニエルのお手入れ④ 肛門腺絞り
肛門腺に分泌液がたまると、炎症を引き起こしてしまうことがあります。
そのため肛門腺を指でつまんで分泌液を出す「肛門腺絞り」と呼ばれるお手入れが必要になります。
肛門腺絞りは自宅で行うことも可能ですが、肛門周辺はデリケートな部分なので、まずはトリミングサロンや獣医師にやってもらい、そのときにやり方を教えてもらうのがよいでしょう。
イングリッシュコッカースパニエルのお手入れ⑤ 爪切り
爪が伸びていると、肉球を傷つけてしまったり、走っている最中にどこかに引っかかってケガをしたりする恐れがあります。
とくにイングリッシュコッカースパニエルは活発で、遊び好きなので注意が必要です。
爪切りは頻繁に行う必要はないですが、月1回はカットするようにしましょう。
爪には神経と血管が通っているので、慣れないうちは少しずつカットして、どれくらいまで切ってもよいのか覚えていきましょう。
カットしたとき、爪の断面が乾燥していれば、もう少しカットしても大丈夫です。
しかし湿り気が感じるようであれば、それ以上カットすると傷つけてしまうので、そこでやめるようにしましょう。
イングリッシュコッカースパニエルの注意する病気
イングリッシュコッカースパニエルがなりやすい病気を知っておけば、健康維持に役立てることができます。
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