サルーキの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

サルーキ

体臭も少ないので、こまめに固く絞った蒸しタオルで体を拭いてあげ、月1回ぐらいの頻度でシャンプーをしてあげましょう。

サルーキのお手入れ②
~耳掃除~

サルーキの飾り毛が豊富な垂れ耳は、耳の中の通気性が悪く外耳炎になりやすいので、こまめに耳の中をチェックしてあげて、汚れていればコットンなどで拭き取ってあげたり定期的な掃除をしてあげましょう。

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耳掃除のやり方
  • 耳の中にイヤークリーナーを垂らす。
  • 耳の根元のコリコリとした部分を親指と人差し指で軽く揉んで「クチュクチュ」音を立てながら2~3分マッサージする。
  • 手を離して、犬に体をブルブルさせることで、汚れと一緒に耳の中のクリーナーが出てきます。自分でブルブルしない場合には耳に息を吹きかけるとブルブルしてくれるでしょう。
  • 残りの汚れと耳の中に残っているイヤークリーナーをコットンで拭き取ってあげる。

サルーキの注意する病気

病院

サルーキの寿命

サルーキの平均寿命は、12~14歳と言われています。

イングレッシュハウンドが12~14歳、イタリアングレイハウンドが12~15歳と言われているので、ハウンド系の犬種と比べても平均的寿命だと言えます。

サルーキの注意する病気

サルーキは、長い歴史を持つ犬種なだけに、遺伝的疾患が比較的少ないと言われる犬種です。
それでも繊細な性格から、環境の変化や運動不足、些細に思える変化からでも食欲不振や嘔吐・下痢などを起こすことがあるので注意してあげましょう。

サルーキの注意する病気①
~アトピー性皮膚炎~

アレルギー性皮膚炎とは、ノミやダニなどの害虫やハウスダスト、花粉、食べ物などのアレルゲンに反応し皮膚炎を発症する病気のことです。

サルーキは繊細な性格面から、ホルモンに影響を及ぼして発症しやすくなるとも言われています。

皮膚炎になると強いかゆみを伴うため、しきりに掻いたり噛んだりすることで皮膚が傷付き脱毛したり、膿みの原因ともなります。

治療法は、主に投薬治療を行うようになりますが、アレルゲンとなる物質から遠ざける事 や体を清潔に保つことで発症を防ぐことができる病気でもあります。

体の手入れと一緒に、心のケアにも気を配って予防してあげましょう。

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サルーキの注意する病気②
~外耳炎~

外耳炎とは、細菌や寄生虫などによって耳の外耳道が炎症する病気のことです。

外耳炎を放置することによって炎症が内部にまで進行し、中耳炎といった病気になることもあります。

においのある耳垢がたまる、頭を振る、首周辺をしきりに掻きたがるなどの症状が見られるようになります。

治療法は、洗浄薬で耳の中を綺麗にした後点耳薬や駆虫薬で治療を行います。

耳の中を清潔に保つことで予防ができる病気なので、定期的な耳のチェックと掃除を怠らないようにしましょう。

サルーキのミックス犬

希少な犬種サルーキではありますが、国内でもミックス犬を飼われている方がいらっしゃるようです。

さらに、足の速いサルーキはドッグレースでも人気がある犬種ですが、ドッグレースで活躍しているサルーキのミックス犬も多いようです。

ミックス犬① 「サルーキ×ラブラドールレトリバー」

知名度や人気も高いラブラドールレトリバーとのミックス犬です。

体型なども異なる特徴を持つ犬種同士なので、どちらに似るかによっても異なる印象となるでしょう。

ミックス犬② 「サルーキ×ボルゾイ」

ボルゾイのミックス犬で通称「ボルーキ」と呼ばれています。

サイトハウンド(視覚)同士の組み合わせで、どちらもすらりとした体型をしていて似た点が多い犬種です。

走ることが得意な犬種同士でもあり、ドッグレースなどでも活躍しているようです。

サルーキを飼うのに向いている飼い主は?

サルーキは他の犬種と違う点が多く、少々扱いづらいと感じることがあるかもしれません。
そのため、初心者にはおすすめできない犬種だと言えます。

賢いため自分で判断して何かをすることは得意でも、何かを強制されることは苦手な性格なのでしつけは難しい犬種です。

そういった特殊な特徴を持つのがサルーキであり、そのことを理解して接していける人でなければならないでしょう。

マンションでも飼育できる?

サルーキは、運動量が多い犬種ですが室内では比較的おとなしく過ごすことが多いようです。
そのため、マンションでも飼育することはできるでしょう。

ただし、大型犬の飼育が許可されている物件であること、大型犬を飼育するためのスペースが確保できること、無駄吠えなどの近所迷惑にならないように気を付ける必要があります。

一人暮らしでも飼育できる?

サルーキを飼育するためには、運動が欠かせません。
1日に2時間もの時間の散歩に連れて行ってあげなくてはなりません。

さらに、運動量の割に食が細い犬種で栄養面に注意してあげる必要があったり、フカフカの寝床を準備してあげる必要があったりと細やかな気遣いを必要とします。

留守番も得意とはしない犬種でもあります。

そういった点から考えると、一人で飼育するのは難しい犬種だと言えるでしょう。

小さな子どもさんや高齢者のいる家庭でも飼育できる?

サルーキは子どもとの相性も良く、室内では落ち着いて過ごすことが多いため子どもさんや高齢者がいらっしゃるご家庭でも飼育することができるでしょう。

ただし、あまり感情を表に出すタイプではなく積極的に遊びに参加するタイプでもないため、小さな子どもさんからすると少し物足りなく感じることもあるようです。

サルーキにおすすめの犬服

サルーキ

寒さが苦手なサルーキなので、冬場には犬服を着せてあげることで防寒対策をしてあげることをおすすめします。

しかし、スマートで特徴的な体型をしているサルーキには、一般に売られているサイズは合いません。

そこで、サルーキにもピッタリサイズを取り扱うおすすめの犬服通販サイトをご紹介します。

おすすめ通販サイト① 「casa comodo(カサコモド)」

一般的な小~中型犬の犬服以外にも、イタグレやサルーキサイズの犬服を扱っていらっしゃる通販サイトです。
さらに、ぴったりサイズの犬服が見つかりにくいサルーキですが、サイズオーダーで作ってくれます。
サルーキのオーナーさんにはうれしいサービスだと言えるでしょう。

『casa comodo(カサコモド)』

おすすめ通販サイト② 「grindog(グリンドッグ)」

イタグレやサルーキー等サイトハウンド系の犬服を中心に取り扱っている通販サイトです。
雪の日や雨の日でも欠かせないサルーキの散歩で着せられる、スノースーツやレインパーカなど役立つアイテムが多く扱われています。

『grindog(グリンドッグ)』

おすすめ通販サイト③ 「DINGO(ディンゴ)」

それぞれの犬種の特性を考えた型とサイズ展開を強みに持つ通販サイトです。
様々な生地、様々なデザインのものがあり、取り扱い商品が多い点でもおすすめの通販サイトです。

『DINGO(ディンゴ)』

サルーキ まとめ


サルーキはこんな犬
  • 大型犬
  • 性格:気高くクール。外では活発でも室内では穏やかに過ごすことを好む
  • 被毛:「スムース」「フェザード」の2種類があり
  • 毛色:ホワイト・クリーム・フォーン・ゴールド・レッド・トライカラー、ブラックアンドタンなど豊富なカラーバリエーション
  • 賢い犬種だが、しつけは難しい。呼び戻しの習得は必須
  • 注意したい病気:アトピー性皮膚炎、外耳炎など。他にも環境の変化など精神面に注意
  • 子犬の販売価格:15~20万円
  • 平均寿命:12~14歳
  • 飼育には細心の気遣いを。運動量は多く、飼育スペースの安全対策と快適な寝床を。

サルーキについて さいごに

サルーキを飼うためには、広い飼育スペースと多めの散歩の時間を確保する必要があり、日本の住宅事情では飼うのが簡単ではない犬種です。

それでも、感情を表現することがあまりないサルーキが、一緒に生活する中で見せていく仕草や愛情表現に魅入られることは間違いないでしょう。

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