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闘いの最中でも、飼い主の指示を的確に聞かなければなりません。
じっと飼い主の声を聞き、それに答える姿は惚れ惚れするほどです。
また、学習するのも早いので、しつけ自体は問題なく覚えてくれるでしょう。
海外ではその能力を買われ、セラピードッグ、サービスドッグとしても大活躍しています。
アメリカンスタッフォードシャーテリアの飼い方・しつけ
アメリカンスタッフォードシャーテリアはご紹介したように、とても賢く、順応性も高いので、しつけ自体は難しいこともなさそうです。
ただ、アメリカンスタッフォードシャーテリアが持つ、闘犬としての気質はいまだに健在ですので、完璧な主従関係ができていないと、思わぬ事故を起こしかねないので、注意が必要です。
アメリカンスタッフォードシャーテリアのしつけで必要なこと
アメリカンスタッフォードシャーテリアは当然、個体ごとに性格も違います。
見かけによらず、小さい犬を怖がるビビリもいますし、子犬の頃から負けん気が強い、やんちゃな個体もいます。
元々の性格プラス、どのような環境で犬を育てかによって、アメリカンスタッフォードシャーテリアの性格は全く違ってきます。
まず、確実に信頼関係を築くことと、子犬時代の社会化をきっちりしてあげることが重要になります。
アメリカンスタッフォードシャーテリアとの信頼関係
どのように、アメリカンスタッフォードシャーテリアと信頼関係を構築していったらいいでしょうか。
まず、力での押さえつけは全く意味がありません。
信頼ではなく、飼い主を恐怖の対象としてしか、見なくなる可能性さえあります。
ではどうしたらいいか。
犬に信頼してもらうには、まずは犬の面倒をしっかり見ることから始まります。
- ご飯の世話
- トイレの掃除
- ブラッシングなどのケア
それらの世話は、犬は見ていないようでしっかりと見ています。
そして、愛情をかけて世話することで、犬は必ずその気持ちを察することができ、それに答えようとします。
そして次に、飼い主さんのブレない一貫したしつけトレーニングです。
その日の気分で教え方が違ったり、中途半端にできてないのに、褒めたりは絶対にダメです。
基本はできたら思い切り褒める。
失敗したら無視。
ダメなものは、日が変わってもダメです。
アメリカンスタッフォードシャーテリアのトイレトレーニング
アメリカンスタッフォードシャーテリアを迎えたら、トイレをきちんと覚えるまでは、ケージで生活をさせます。
外に出すのは、トイレを成功させた後と、遊んであげる時です。
ケージの中にはトイレトレーと寝床、お水を準備します。
できれば、寝床とお水以外のスペース全部にトイレシートを敷きましょう。
そうすることで、どこでトイレをしても成功になるので、ひたすら褒めるしつけが出来、アメリカンスタッフォードシャーテリアのやる気も出て、覚え方が格段早くなります。
とにかく、足の感覚でどれがトイレかを覚えさせるのです。
トイレを上手に出来たら、思い切り褒めるのと、ケージから出し、しばらく遊んであげるとより一層、トレーニングを頑張るようになります。
トイレのタイミング
- 起床後
- 食後
- 水を飲んだ後
- 遊んだ後
これらのタイミングを見て、トイレを促しましょう。
アメリカンスタッフォードシャーテリアの散歩の仕方と頻度
アメリカンスタッフォードシャーテリアは体力がありますので、ある程度の運動量は毎日必要になります。
また、運動不足からストレスが溜まり、余計なトラブルを招くこともゼロではありませんので、しっかりと運動をさせてやることが必要です。
必要な散歩の頻度は、1日2回、1回につき60分以上
特に成犬の頃は体力がありますので、積極的に運動をさせましょう。
アメリカンスタッフォードシャーテリアにドッグランはおすすめしません
運動不足解消のために、ドッグランはとても有効ですが、アメリカンスタッフォードシャーテリアをドッグランに連れて行くのは、注意が必要です。
アメリカンスタッフォードシャーテリア自体の闘争心が出やすく、犬同士ケンカになってしまうと、アメリカンスタッフォードシャーテリアの場合、大事になり兼ねません。
どんなにしつけがされていて、大丈夫という自信があっても、周りの飼い主さんのことを考慮すれば、避けたほうが無難でしょう。
または、最近では貸切ドッグランなどもありますので、それらを利用するか、山など広いところで、ロングリードで思い切り走らせましょう。
ただし、子犬の場合は、まだまだ攻撃性もありませんので、他の犬に慣れさせるチャンスなので、積極的に参加してもいいでしょう。
アメリカンスタッフォードシャーテリアのお手入れ
アメリカンスタッフォードシャーテリアのお手入れは長毛種の犬に比べれば、楽な方です。
では実際どんなことをすれば良いのでしょうか。
アメリカンスタッフォードシャーテリアのブラッシング
アメリカンスタッフォードシャーテリアは意外と抜け毛が多いのです。
また、被毛が短いため、抜け毛が洋服にチクチク刺さることがあるので、換毛期は特に、頻繁にブラッシングすることをおすすめします。
ブラッシングには獣毛ブラシを使うと、皮膚のマッサージにもなり血行が良くなるので、被毛と皮膚両方のケアができます。
アメリカンスタッフォードシャーテリアのシャンプーで臭い&抜け毛ケア
アメリカンスタッフォードシャーテリアは臭いが気になる犬種ではないので、そこまで頻繁にシャンプーをする必要はありません。
月に1回程度を目安に、シャンプーをします。
シャンプーをすることで、余計な死毛がごっそり洗い流せるので換毛期にはシャンプーはおすすめです。
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