ウェルシュテリアの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

ブラッシングは、週3~4回を目安にしてあげましょう。

2日に1回と決めておくと良いでしょう。

被毛は硬いので、しっかりとしたスリッカーブラシやピンブラシを選ぶようにしましょう。

ウェルシュテリアのお手入れ②

~プラッキングは必要?~

ワイヤーコートの犬種はむだ毛を取り除く処理が必要で、これを怠ってしまうと特徴的なワイヤーコートが維持できなくなってしまいます。

ドッグショーなどに出すような場合には、「プラッキング」と呼ばれるトリミングナイフや指を使って柔らかい下毛を抜く処理が必要となりますが、一般的にペットとして飼う場合には、バリカンやはさみなどでむだ毛を取り除く「クリッピング」で十分でしょう。

1~2か月に1回の頻度を目安にトリミングサロンに連れて行ってあげましょう。

ウェルシュテリアの注意する病気

ウェルシュテリアの平均寿命は、13年前後と言われています。

遺伝性疾患が極めて少ない犬種として知られていますが、皮膚や目、耳などの病気になりやすい傾向があります。

ウェルシュテリアの注意する病気①

~脂漏性皮膚炎~

脂漏性皮膚炎とは、アレルギーやホルモン異常、偏食、皮膚環境の変化などにより皮膚の新陳代謝に異常が出る病気です。

皮膚のベタベタ、乾燥してフケが出るようになったり、体臭がきつくなる、発疹などの症状が見られます。

直接的な原因が分かればそれに対する対策を行っていきますが、原因の特定は難しいことが多いため、出ている症状に合わせて投薬や薬用シャンプーなどの長期的な治療が必要になってきます。

普段から皮膚や被毛のケアをこまめに行い、栄養のある食事の管理などに気を付けていきましょう。

ウェルシュテリアの注意する病気②

~緑内障~

緑内障とは、眼圧が高くなることによって視覚障害を起こす病気のことで、視力の低下や失明など視野に関する障害が出る他、痛みを伴うこともあります。

眼が飛び出している、緑色に見える、壁や家具にぶつかる、顔を触られるのを嫌がるなどの症状が見られるようになります。

治療法は、症状によって点眼薬による内科的療法と、手術による治療法があります。

予防することができない病気ではありますが、早期発見・早期治療により進行を遅らせることができます。

 

ウェルシュテリアの注意する病気③

~外耳炎~

外耳炎とは、細菌や寄生虫などによって耳の外耳道が炎症する病気のことです。

ウェルシュテリアは、V字型に垂れた耳をしているため耳の中の通気性が悪く汚れやすい環境となり、外耳炎を起こすことがあります。

治療法は、洗浄薬で耳の中を綺麗にした後、点耳薬や駆虫薬で治療を行います。

耳の中を清潔に保つことで予防できる病気ですので、定期的な耳のチェックと耳掃除を怠らないようにしましょう。

 

ウェルシュテリアの子犬の販売価格

ウェルシュテリアの子犬の販売価格は、だいたい20万円前後です。

ペットショップでは見かけることがほとんどない犬種なので、ブリーダーからの購入が一般的になります。

それでも、いつでも子犬が見つかるとは限らないため、予めブリーダーにコンタクトを取っておくことをおすすめします。

また、海外のブリーダーから個人輸入することもできます。

ただし輸入するためには、検疫などにかかる費用や手続きなどかなり煩雑になります。

子犬自体は13万円程度で販売されていることが多いのですが、輸入するための手数料などを含めると30~40万円は必要になるでしょう。

ウェルシュテリアについて さいごに

気難しいテリア気質を持っているため初心者におすすめすることはできない犬種ですが、テリア種の中では穏やかな性格の持ち主です。

犬の飼育経験がある、これからテリアを飼いたいという人にはおすすめのテリア種です。

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