Contents
最初の段階では、トイレスペースを広めに確保しておきましょう。
サークルいっぱい使っても良いです。
飼い始めてトイレに慣れてきたら狭めて行くと良いでしょう。
また、犬は本来、基本的にはきれい好きな動物で、寝床の近くでの排泄を好まない習性があります。この習性を利用してトイレは、愛犬の寝床から離れた場所に設置すると良いでしょう。
- 寝床や食事場所からなるべく遠い場所
- 人の動線上ではなく落ち着いて排泄できる場所
- 犬が用を足したか飼い主さん家族がすぐ確認できる場所(すぐに後片付けできる場所)
トイレトレーニング一連の流れを決めておこう
どうやってチワワにトイレトレーニングをしていくのか、最初に決めておくとよいでしょう。
一般的な流れとしては、トイレスペースを作る→スペースいっぱいにシーツを敷いておく→トイレを別の場所でしそうになったら、スペースに誘導もしくは連れて行く→シーツの上でトイレをする→思い切り褒める、のようなやり方です。
まずは、「この場所ならトイレしても構わない」ということを教えるのが先決です。
そして飼い主さん自身が一連の流れをきちんと決めて、ぶれないようにしなくてはなりません。
しつけの上で何よりも大切なのは上手にトイレで排泄できれたら思い切り褒めてやることが大切です。
褒めたり褒めなかったり、ある時は叱るけどある時は同じ条件でも何も言わないではチワワが迷ってしまいます。
トイレを早く覚えてもらうためのしつけのコツ
コツ① 失敗させず、成功経験を増やしていく
トイレを早く覚えてもらうためには、できるだけ失敗をさせず、成功経験を重ねていくことが大切です。
上手にできたらたくさん褒めてあげることで、チワワは学習していくでしょう。
コツ② 迎え入れたその時から始めよう
トイレトレーニングは、チワワを迎え入れたその日、その瞬間から始めましょう。
コミュニケーションをとりたい、早く環境に慣れてほしいと部屋に離してしまいたくなる気持ちも分かりますが、部屋の中で過ごすうちに緊張が解け、いずれ必ず排泄をします。
そして失敗という結果をもたらすことになるでしょう。
そうならないためにも、迎えて連れ帰ったらそのまま設置したトイレスペースに入れておき、排泄するまでは出さないようにしましょう。
そして、上手に排泄できたらたくさん褒めてあげてください。
コツ③ 犬の排泄サインやタイミングを見逃さないこと
トイレの失敗経験を増やさないためには、犬の排泄サインやタイミングを飼い主さんが見逃さないことが必要となってきます。
犬は寝起きや食事後、遊んだ後などに排泄をする傾向があります。
また生後8~10週齢ころの子犬は1時間に1回、10~12週齢ころは2時間に1回の割合でおしっこする傾向があり、成長に伴いその間隔は長くなっていきます。
また、排泄をする前には床のにおいを嗅いだり、そわそわ落ち着きがなくなるその場をクルクルと回ったりして排泄したがっているサインが見られます。
そのタイミングやサインを飼い主さんが見逃さないようにしましょう。
コツ④ トイレのかけ声を決めておこう
しつけの最初のうちは、愛犬に排泄のサインが見られた時、飼い主さんがトイレまで連れて行くようにしましょう。
そして愛犬がある程度トイレで排泄することを理解できるようになったら、自分からトイレまで足を運ばせるようおやつなどを使っても良いのでトイレまで誘導して教えましょう。
この時に「ちっちっ」「トイレ」「ワンツー」などの指示語をあらかじめ1つ決めておき、声をかけながら行うことで、今後おでかけ前やおでかけ先、災害時の避難所などでも指示語で排泄できるようになるためとても役立ちます。
最終的にはおやつなしでも、自分でトイレに行き排泄できるようになることが目標です。
コツ⑤ 排泄後はすぐに片づける
先でも言った通り犬はキレイ好きな動物です。
トイレとその周辺はキレイにしておきましょう。
トイレが汚れているとそこで排泄せずに別の場所で排泄しようとすることがあります。
トイレを早く覚えてもらうためには、失敗させないこと、そのためには排泄をしたシーツを交換することを徹底してください。
コメントを残す