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また、トイレ周辺にもおしっこが飛び散ったり、足裏についたおしっこで汚れてしまうこともあるため、トイレ周辺も定期的に掃除をしてキレイにしておきましょう。
トイレのしつけを行う上での注意点
注意点① 失敗しても叱らない
トイレトレーニングでやりがちなこととして、失敗してしまった時に思わず叱ってしまう行動。
しかし、叱ってしまうと排泄自体を我慢するようになってしまったり、隠れてするようになることがあります。
そして我慢するようになることで今度は膀胱炎をおこしたり、尿毒症になったりしてしまいますし、あまりトイレをしなくなると結石にもなりやすくなります。
叱っても良い結果には繋がらないのです。
失敗した時は、叱らずにすみやかに後片付けをするようにしましょう。
注意点② オーバーなリアクションをとらない
トイレを失敗されると、大事な家具やじゅうたんなどを汚されることになるため飼い主さんとしては叱ったり、「あー!もう!」と叫びたくなる気持ちは分かります。
しかし、そこをぐっとこられて汚されたら黙ってすみやかに後片付けをすることを徹底しましょう。
「あー!もう!」とか、「○○ちゃんだめ~~」などと大声でリアクションをとってしまうと、トイレを失敗した方がかまってもらえると勘違いさせてしてしまう可能性があります。
トイレを失敗したら無視をするに限ります。静かに後片付けをしましょう。
ただし、きちんとトイレができた時には、思いっきり褒めてあげることを忘れないであげてくださいね。
注意点③ ご褒美のおやつは最初のうちだけ
トイレを覚えるまでの過程でおやつを使ってトイレの場所まで誘導することは問題ありませんが、それはトイレの場所を覚えるまでの期間だけにしておきましょう。
「トイレをしたらおやつがもらえる」と覚えてしまうと、おやつが欲しくてトイレに行くフェイク行動をとることがあります。
おやつを与えるご褒美ではなく褒めるご褒美だけでもトイレに行けるようシフトしていきましょう。
注意点④ トイレの場所をコロコロ変えない
一度決めたトイレの設置場所を飼い主さんの都合でコロコロ変えることがないようにしましょう。
一度教えた場所は変えずにそこでトイレをできるようにしつけましょう。
トイレの場所が変わるとどこでトイレをすればいいのかわからなくなってしまうでしょう。
引越しや模様替えなどやむを得ずトイレの設置場所を変える場合には、最初からしつけ直しなります。
もちろん教えなくても移動先のトイレで上手に排泄してくれる子も中にはいますが、基本的にははじめから教えていく必要があると思っておいてください。
注意点⑤ トイレ後にハウスに閉じ込めない
以外にやりがちなことですが、愛犬がトイレで上手にできた後に、犬をハウスに閉じ込めてしまわないようにしましょう。
「トイレ=閉じ込められる(不快)」と認識してしまうようになる可能性があり、トイレでの排泄を拒むようになってしまうでしょう。
愛犬に合ったしつけ方法を
例えばお友達同士でトイレのしつけについて話し合ったり、インターネットで躾け方法を紹介しているのを参考にすることはいいことだと思います。
しかし、全ての子に適応するわけではありません。
お友達の子がその方法でできたから、ネットでそういう風に紹介されていたからといって、絶対にその方法が正解だと思いこまない様にしましょう。
どんなしつけ方法にも言えますが、愛犬にあった方法を模索・工夫しながら焦ることなく習得させてあげるようにしましょう。
この記事のまとめ
- 子犬を迎えたら最初に教えるべきトイレのしつけ。
飼い主さんと犬、それぞれの負担を減らすためにも必要なこと。 - 「最初からできなくて当たり前」と思い心にゆとりをもってしつけを心掛けよう
- 迎え入れる前にトイレスペースを準備、最初は広めに確保しておこう。
- トイレのしつけのコツ
①失敗を防いで成功経験を増やしていく
②チワワを迎え入れたその日、その瞬間からしつけを始めよう
③犬の排泄サイン(ソワソワ、クルクル、クンクン)やタイミング(寝起き、食後、遊んだ後など)を見逃さない
④トイレの指示語(かけ声)を使おう。指示でどこでも排泄できるようになって便利。
⑤犬はきれい好きな動物。排泄後はすぐに片づけよう。 - しつけでの注意点
「失敗を叱ると排泄自体を我慢したり隠れて排泄するように」
「大声を出すなどのオーバーリアクションは勘違いさせることに」
「ご褒美のおやつはしつけの最初の段階だけ使うこと。褒めるご褒美だけにシフトすること」
「トイレの場所をコロコロ変えない」
「トイレ後にハウスに閉じ込めない」
どうして覚えてくれないの?チワワのトイレしつけのコツ教えて! さいごに
新たに家にチワワを迎えたら、最初に習得してほしい、させるべきトイレのしつけ。
チワワは賢い犬種なので比較的トイレの習得は早いと言われてはいますが、個体差もあり、しつけに苦労されている飼い主さんも少なくはないでしょう。
それでも愛犬がトイレが一向に上手にできないからといって叱ったりするのではなく、トイレスペースを見直したり飼い主さん自身のしつけの仕方を見直してみると案外早く習得してくれることもあります。
愛犬に合ったしつけ方法を工夫してみましょう。
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