アメリカンコッカースパニエルの散歩の仕方は?注意することは?

飼い主の前に出ることなく、飼い主に寄り添って歩かせるリーダーウォークを習得させましょう。
リーダーウォークをマスターすれば、子供や高齢者でも散歩に連れて行くことが出来るようになるでしょう。

アメリカンコッカースパニエルは頭が良いので、リーダーウォークのしつけもしやすいです。
犬がリードを引っ張ったら立ち止まり、緩めたら進むのを繰り返し、引っ張らないようにトレーニングしておく必要があります。

◆しつけ② 拾い食い

好奇心旺盛な子犬のうちは、拾い食いにも注意しなければなりません。

犬は、食べる目的ではなくても落ちているものが何なのかを知るために口の中に入れて確かめようとする習性を持っています。
拾い食いは子犬のうちにしつけておかないと成犬になってからも続くでしょう。

拾い食いを防ぐには、飼い主さんがよく注意する必要があります。
リードを短く持ち、犬が拾い食いしようとした時は足などで遮り、落ちているものから興味を逸らせば褒めてあげましょう。

◆しつけ③ 飛びつき

アメリカンコッカースパニエルは、知らない人にでも愛想よく接することも多い愛嬌ある性格が魅力的な犬種です。
それでも、人に合えたことが嬉しすぎて相手に飛びついてしまうこともあるのは、事故に繋がりかねません。

飛びついた相手が犬が苦手な人である可能性や、子供やお年寄りだと驚かせて転ばせてしまう可能性だってあるでしょう。
トラブルを起こさないためにも、普段から飛び付きをしないようにトレーニングしましょう。

アメリカンコッカースパニエル 散歩の注意点

注意点① 暑い時期の散歩

アメリカンコッカースパニエルは1日に2回の散歩にぜひ連れて行ってあげたいところですが、真夏などの暑い時期の散歩には十分注意してあげる必要があります。

夏場の日中はアスファストの温度が50~60℃にまで上がり、地面から近い犬はより暑さを感じ熱中症になりやすく、肉球はやけどをしてしまいます。

日中の時間帯でのお散歩は絶対に避けて、早朝の時間帯と日が沈んで時間が立った夜の時間帯のお散歩にしましょう。

愛犬が暑さにバテているような様子が見られる場合には、短時間で引き上げても構いません。
また、こまめな水分補給も忘れずに行ってください。

梅雨の時期などは雨天が続き、散歩が数日できないこともありますが、ストレスが溜まりがちになってきたら犬用のレインコートなどの雨具を利用して乗り切るようにしましょう。

寒い時期も同様で、あまりにも寒さが厳しい日などは、犬用のコートや防寒具を利用してみても良いのではないでしょうか。

注意点② 散歩の仕方によっては法律違反になることも

散歩の仕方によっては、法律違反になることもあります。
先でも述べた通り、排泄物放置も法律違反です。

◆ノーリード

ノーリードで散歩するのも法律違反です。
散歩のときは必ずリードで繋げて、飼い主さんのすぐ側を歩かせるようにしましょう。
ロングリードや伸縮リードなどの種類もありますが、扱いに慣れていないと愛犬を危険から守るどころか、周囲の人を巻き込んでしまう可能性があるため、できるだけスタンダードリードを使用することをおすすめします。

◆自転車での散歩

また、自転車で犬を散歩させることも交通違反になります。
万が一他人を巻き込む事故を起こしてしまったら、賠償責任も付いてくるでしょう。
それよりなにより愛犬に危険が及ぶことになるので、自転車での散歩は絶対に行わないようにしましょう。

注意点③ 感染症・害虫対策も忘れずに

感染症予防のため、ワクチン接種は必ず行っておきましょう。

また、温かい季節になるとノミやダニ対策も必要になってきます。
地面に近い位置にいる犬は寄生されやすいため、ノミダニ予防対策をしっかりとっておくようにしましょう。

さらに、地域によって違いもありますが大体5月頃~12月頃には蚊にも注意しておかなければなりません。
恐ろしい病気である「フィラリア」を媒介するため、ノミやダニとともに注意が必要です。

動物病院でフィラリア予防薬を処方してもらうようにしましょう。

この記事のまとめ

アメリカンコッカースパニエル.わんわん物語.
アメリカンコッカースパニエルの散歩の仕方は?注意することは?
  • 犬の散歩は「運動と健康のため」「ストレス発散」「社会化」のために必要なもの
  • アメリカンコッカースパニエルの散歩は1日朝晩2回、それぞれ30分~1時間が目安。
  • 散歩+遊びの時間も取り入れてあげよう
  • マンネリ防止のため散歩コースは定期的に変えよう
  • 休日にはドッグランもおすすめ
  • 散歩は飼い主さん自身がマナーとルールを守って、愛犬にも守らせることが大切
  • しつけは愛犬を危険から守る手段に。基本コマンド、リーダーウォーク、拾い食い、飛びつき癖へのしつけは必須
  • 夏場の散歩は時間帯に配慮を。熱中症と肉球やけどに注意。
  • 排泄物の放置、ノーリードでの散歩、自転車での散歩は法律違反!!
  • 感染症対策、ノミダニ、フィラリア予防も忘れずに。

アメリカンコッカースパニエルの散歩の仕方は?注意することは? さいごに

アメリカンコッカースパニエルは中型犬で体力もあり遊び好きなので、運動不足解消、ストレス解消のためにも基本的に毎日散歩に連れて行ってあげなければなりません。

マナーとルールを守ったお散歩を心掛けましょう。
そうすることで安全なお散歩ができるようになるでしょう。
また、マンネリを防ぐためにも、ルートを変えたり、遊びの時間を取り入れたりするなど工夫をして、より楽しいお散歩にしていけたら良いですね。

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