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ブラシはゴム製のラバーブラシを使用し、やさしく動かしてブラッシングをしていきます。
そして、ひととおり終わったら、獣毛ブラシで整えると艶やかな仕上がりになります。
また、スリッカーブラシなどもありますが、こちらはミニチュアピンシャーのような短毛の犬が使うと、皮膚を傷つけてしまうので適しておりません。
ブラシを選ぶときは間違えないように気をつけてください。
ミニチュアピンシャーのお手入れ その③ 爪切り
爪を伸ばしたままにしているとひびが入り、肉球を痛めてしまうことがあります。
伸びてきたらカットし、ケガをしないように予防してあげましょう。
犬の爪には神経と血管が通っているので、カットするときは少しずつやるようにしてください。
とはいってもミニチュアピンシャーの爪は黒いので、どこまでカットしていいのか、慣れるまでは判断が難しいかもしれません。
傷つけないためにも、最初はトリミングサロンでやってもらい、正しいやり方を教えてもらってから、自宅でケアすることをおすすめします。
また、犬が嫌がる場合は全部の爪を一度にやろうとせず、何日かにわけて少しずつ慣らしていきましょう。
ミニチュアピンシャーのお手入れ その④ 目の周辺のケア
涙焼けをそのまま放置してしまうと、皮膚がかぶれるほか、臭いの原因にもなってしまいます。
汚れていたら湿らせたコットンやガーゼで拭き取り、きれいにしましょう。
ミニチュアピンシャーのお手入れ その⑤ トリミング
ミニチュアピンシャーの被毛は短く、それ以上長く伸びないため、トリミングの必要はありません。
しかし月に1回はシャンプーをして、皮膚を清潔に保ちましょう。
ミニチュアピンシャーがなりやすい病気
犬種によってなりやすい病気があります。
ミニチュアピンシャーの場合はどのような病気に注意する必要があるのでしょうか。
ミニチュアピンシャーがなりやすい病気 その① 皮膚病
ミニチュアピンシャーは皮膚のトラブルが多い犬種です。
シャンプーやマッサージをして、皮膚を健康な状態に保つように心がけましょう。
ミニチュアピンシャーがなりやすい病気 その② 膝蓋骨脱臼
膝蓋骨脱臼は膝のお皿の骨が、正常な位置から外れてしまう病気です。
ミニチュアピンシャーの場合は先天性であることも珍しくありません。
初期症状だと気がつかないこともありますが、症状が進行すると足をかばうように歩く姿が見られます。
もし、そのような状態を見かけたときは、動物病院で診察を受けるようにしましょう。
放っておくと重症化し、膝を曲げることさえもできなくなってしまいます。
ミニチュアピンシャーとのミックス犬を紹介
ミックス犬① 「チワピン」
チワピンは、「ミニチュアピンシャー×チワワ」のミックス犬で、ミックス犬の中でも高い人気を持っているようです。
ミニチュアピンシャーのボディを持ったチワワといった印象になることが多いようです。
飼い主さんに忠実でしつけやすい性格をしているようです。
ミックス犬② 「ピンプー」
ピンプーは、「ミニチュアピンシャー×トイプードル」のミックス犬です。
両親どちらに似るかによって全く異なるイメージを持ちますが、トイプードル寄りになることが多いようです。
いずれの犬種も遊び好きで飼い主さんのことが大好きな性格をしていますが、トイプードルに似ることでさらに甘えん坊な子になるでしょう。
ミックス犬③ 「ダッピン」
ダッピンは、「ミニチュアピンシャー×ミニチュアダックス」のミックス犬で「ピンクス」などとも呼ばれています。
将来はカニンヘンダックスのように小ぶりな胴長に、ミニチュアピンシャーのようなクリクリ目の愛らしい子に成長するそうです。
性格は、好奇心旺盛で活発ですが、神経質な一面を持っていることもあるようです。
ミニチュアピンシャーを飼うのに向いている飼い主は?
ミニチュアピンシャーの中には甘えん坊な子もいますが、基本的にはやんちゃな性格をしていて扱いづらいと言われています。
初心者でも飼えないわけではありませんが、どちらかと言えば犬の飼育経験のある人向けの犬種です。
他にもミニチュアピンシャーを飼うのに向いている人には、以下のようなこともあります。
アクティブな人
ミニチュアピンシャーは、小型犬ではありますが運動量が多い活発な犬種です。
ドッグスポーツもできるほどの身体能力も持ち合わせています。
そのため、インドアの人よりはアクティブに過ごす人向けの犬種だと言えるでしょう。
しっかりしつけることができる人
ミニチュアピンシャーは、人見知りで警戒心から時に攻撃性を見せることもあります。
また、警戒心の強さから吠え癖がつきやすいとも言われています。
そのため、ミニチュアピンシャーを飼育するためにはしっかりとしつけを行う必要があります。
また、マンションでの飼育、小さな子どもさんや高齢者がいらっしゃるご家庭での飼育には注意が必要となるでしょう。
ミニチュアピンシャーの寿命と長生きしてもらうためにできること
ミニチュアピンシャーの寿命
ミニチュアピンシャーの平均的な寿命は12~14歳です。
ミニチュアピンシャーは比較的病気が少なく長寿の犬種だと言われています。
ちなみに、犬の12~14歳は人間で言うと64~72歳くらいに当たります。
近年では、犬の動物医療も進歩してきているため、犬の寿命も延びつつあります。
それでも医療に頼るだけではなく、日々の生活の中で健康に気を付けて過ごすことでミニチュアピンシャーとの楽しい生活をより長いものにしていくことができるでしょう。
長生きしてもらうために飼い主にできること
ミニチュアピンシャーに長生きしてもらうためには、日々健康を意識した生活を送っていくことが大切です。
「食事と運動バランス」「病気やケガの予防」を行って健康をサポートしてあげましょう。
◆食事と運動のバランス
ミニチュアピンシャーは、肥満に注意したい犬種です。
フード選びでは、消化に負担のかかる穀物や添加物の入っていない良質なフードを選ぶことをおすすめします。
また、小型犬でも非常に活発な犬種なので、運動はしっかり確保させてあげてストレスを溜めさせないよう注意しましょう。
◆病気やケガの予防
比較的頑健な犬種と言われているミニチュアピンシャーですが、前述でも紹介した通りかかりやすい病気があります。
特に、細い手足をしているため骨折や膝頭骨脱臼など骨や関節の病気にかかりやすい犬種です。
激しい運動のさせ過ぎや事故などには注意しましょう。
また、異常が見られたらすぐに病院で診察を受け、病気の早期発見早期治療に努めることも寿命に大きく影響してくるでしょう。
ミニチュアピンシャー まとめ
- 小型犬
- 好奇心旺盛で遊びが大好き。番犬としての気質も。
- スムースコート。毛色は「レッド」「ダークレッドブラウン」「ディアレッド」「チョコタン」「ブラックタン」など
- 気を付けたいしつけ:賢くしつけやすいが、リーダーシップが重要!!
- 注意したい病気:骨・関節系疾患、皮膚疾患など
- 寿命:12~14歳。比較的頑健で長寿犬種と言われる。
- 子犬価格は、10~20万円前後。子犬はペットショップやブリーダーから。
ミニチュアピンシャーのさいごに
かわいさも凛々しさも持っているミニチュアピンシャーは非常に魅力的で、日本だけでなく世界中で人気がある犬種です。
活発で遊ぶことが大好きな性格なので、犬と楽しく暮らしたい方に
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