キースホンドの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

お手入れを怠ると皮膚疾患にかかりやすい傾向があります。

こまめなお手入れで予防してあげましょう。

キースホンドの注意する病気

キースホンドの平均寿命は、12~14歳と言われています。

年齢を重ねるにつれて様々な疾患になることが考えられますので、健康管理をしっかりと行っていきましょう。

キースホンドの注意する病気①

~股関節形成不全~

股関節形成不全は先天的な病気で、股の関節が異常に変形している状態のことです。

成長期の急激な体重の増加と活発に動くことで骨と筋肉のバランスが崩れ、生後6カ月頃から徐々に異常が見られるようになり、不自然な歩き方をする症状が見られます。

軽症であれば安静に過ごすことで関節が正常に成長するのを待ちますが、重症の場合には外科手術が必要となります。

親犬に股関節の異常が見られないかを確認することも大切ですが、子犬の頃から食事と運動のバランスをしっかり管理して、異常にすぐ気付けるよう日々観察していきましょう。

キースホンドの注意する病気②

~てんかん~

遺伝的に神経系に異常があると「てんかん発作」を引き起こすことがあります。

倒れ込み、泡をふく、痙攣するなどの激しい発作を起こしますが、収まった後には何事もなかったかのように元通りになることが多いです。

治療では、抗てんかん薬を投与する内科治療が必要となります。

発作が起こった時の動画を撮影しておくと、動物病院での診察でてんかんの原因や症状を明確にすることができます。

キースホンドの注意する病気③

~アトピー性皮膚炎~

アトピー性皮膚炎とは、アトピー素因を持つ犬に見られるアレルギー性皮膚炎のことです。

遺伝的にアレルギー反応が現れやすい傾向を持っている犬が、環境中のアレルゲンや食物アレルゲンを吸入・摂取することによって発症します。

激しい痒みを伴い、発疹などで皮膚が荒れ、慢性化すると膿皮症や脂漏性皮膚炎などの二次的皮膚疾患を引き起こします。

治療は、炎症やかゆみを抑えるための薬物療法が基本となりますが、アレルゲンの特定と回避することも必要となってきます。

予防はできない病気ですが、飼育環境・室内を清潔に保つ、体の手入れをこまめに行うなどしてアレルゲンを少しでも減らすようにしてあげましょう。

キースホンドの子犬の販売価格と入手方法

キースホンドの子犬の販売価格は、だいたい25万円前後です。

しかし、キースホンドは日本では馴染みが薄く飼育頭数も少ないのが現状です。

ペットショップで見かけることもなく、子犬を見つけるには苦労するかもしれません。

国内のブリーダーさんも少ないので、飼育を考えているのであれば予めリサーチしておき、コンタクトを取っておくことをおすすめします。

他にも、輸入によって入手する方法があります。

大手ペットショップなどでは代行輸入をしている店舗もありますので、一度相談されてみると良いでしょう。

また、個人で輸入する場合には、検疫検査など輸入に関する手続きがとても煩雑です。

詳しい内容は農林水産省のホームページに掲載されているので、輸入による購入を考えている場合には確認しておきましょう。

キースホンドについて さいごに

キースホンドは飼いやすくてしつけやすいペットとして完璧な犬種だと言えるでしょう。

それにも関わらず日本での飼育頭数が少ないのが残念ではありますが、今後の知名度と人気に期待していきたいですね。

一般的な犬種ではないため、飼う際には事前に、キースホンド飼育経験者や動物病院などで飼育やしつけのアドバイスがもらえるようにリサーチしておくことをおすすめします。

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