ポメラニアンの子犬が噛む理由とやめさせる方法

しかし、このままにしておくとコミュニケーションやお手入れがスムーズにできなくなってしまうため対処が必要となってきます。

理由④ ストレス

子犬も環境の変化や些細な事でもストレスを感じてしまうことがあります。
そんな時噛むことでストレスを発散しようとすることがあります。
物を噛んで破壊する噛み方もあれば、自分の手足を噛んで自傷してしまうことも。
ストレスの原因となっているものを探り、取り除いてあげる必要があります。

実は多い!?ポメラニアンの噛み癖

実はポメラニアンの飼い主さんの悩みの1、2位を争うほどに多いのが「噛み癖」です。
噛み癖は絶対に早いうちに治しておきたい問題行動です。

甘噛みを放っておくといずれ、「本気噛み」へと変わってしまい、気がついたら手のつけられない凶暴な犬になっていたなんてこともありえるのです。

本来の犬の姿としては子犬期には母犬や兄弟犬と過ごし、じゃれ合いの中で学んでいきますが、早い時期から離れてしまっている場合、学ぶことができません。

人の生活の中に入るわけですので、「噛んではいけない」といった人と共存していくためのルールを飼い主が親代わりとなってしつけてあげる必要があるのです。

どう対処すればいいの?

ポメラニアンに限らず、子犬の頃はどんな子犬であったとしても噛みます。
子犬が噛むことは当たり前なのです。

とはいっても、家中のものを噛まれて次々と壊されてはさすがにたまりませんよね。
子犬だから仕方ない、可愛いから多めに見てあげようなどといってそのまま見過ごしてしまうと、後々噛み癖のある犬になってしまう恐れがあります。

何でも噛む子犬の時こそ、しっかりとしつけをするチャンスです!

対処① 噛んではいけない物を噛んだ時

子犬の頃は噛んでもいい物と噛んではいけない物を判断することはできません。
噛んでいいものとそうでない物を飼い主さんが教えてあげなければならないのです。

基本的には噛んではいけない物は子犬に届く場所に置かず、噛んでいい物を与えてあげるようにしましょう。

万が一、噛んではいけない物を噛みだしてしまった時には、噛んでもいいおもちゃやおやつを与えてあげると良いでしょう。

対処② 遊びの最中に噛んだとき

遊びの最中などに興奮して人の手や足を噛んだ時には、そのまま遊び続けないようにしましょう。
子犬なのでそれほど痛いわけではありませんが、遊び続けてしまうと噛んではいけないということを理解できないままになってしまいます。

痛くないとしても「痛い!」「あっ!!」など端的な言葉を使って、低い声で叱り遊びを中断しましょう。
それでも噛んでくる場合などには、子犬の側から離れるのも良いでしょう。
「噛む=遊んでもらえなくなる」と理解し、噛んではいけないことを学んでいってくれるはずです。

お座りや伏せをすでにマスターしている場合には、興奮している時に指示を出して落ち着かせることも効果的です。

対処③ 嫌だ!!の意思表示で噛む場合

例えばブラッシングしていたら噛むといった場合には、ブラッシングに嫌悪感を抱いているということになります。
それを強引に続けてしまうと、余計に嫌がるようになってしまう可能性があるでしょう。

ブラッシングは楽しいと思ってもらえることが大切です。
褒めるのに加えおやつなどを使っても良いので、ブラッシングの時間を犬にとって楽しい時間にしてあげるよう工夫してみましょう。

遊び方やスキンシップの仕方を工夫しよう

子犬と遊ぶときに手を使っていませんか?
手を使って遊んでしまうと、子犬にとって『手=噛んでもいいもの』と認識してしまうようになることがあります。

子犬のうちはそれほどの噛む力はないのでさほど痛いものではありませんが、成犬になればたとえ超小型犬のポメラニアンでも噛む力はそれなりにあります。

特に遊んでいる時は夢中になって徐々に興奮度もあがりますので、じゃれているうちについ強く噛まれて流血してしまったという事も少なくはありません。

噛まれてケガなどしないためにも、子犬と遊ぶ時は手や足を使って遊ばず、おもちゃやロープなどの噛んでもいいものを使って遊びましょう。

また、日頃から手からおやつを与えたり、体を優しく撫でてあげたりすることで、飼い主さんの手に好感を持ってくれるようになります。

さらに、口の中や足先・足裏、お腹、尻尾など身体のいたるところを触ってスキンシップをとっておくようにすると、歯磨きを行う時や薬を飲ませなければならない時、シャンプーする時などもスムーズに行えるようになるでしょう。

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