マルチーズは真っ白なので、白いベッドの上に寝ていて、飼い主が気がつかなくて蹴ってしまったというエピソードもありますので、真っ白なベッドは避けた方がいいかもしれません。
マルチーズの基本的なお世話 用意するもの② トイレ
トイレは、マルチーズのサイズより大きめなサイズのトイレを用意しておくことをオススメします。
綺麗好きなマルチーズはとても多いので、ペットシーツだけを引いておくと、ぐちゃぐちゃに丸められる可能性があります。
ペットシーツがぐちゃぐちゃにならないように固定できるトイレがオススメです。
また、オスのマルチーズ用に、マーキングや足を上げてする癖があれば、壁のあるトイレもありますので、ライフスタイルに合わせたトイレ選びをしましょう。
マルチーズの基本的なお世話 おすすめの食べ物

マルチーズの食事について① ドックフード
総合栄養食という、このフードと水だけで十分な栄養が取れるドックフードがあります。
基本的にはこのドックフードがオススメです。
その中でも、様々な種類があります。
マルチーズ用に製造されているドッグフードもオススメです。
また、マルチーズの毛色は白いので、涙やけが目立つ犬種です。
涙やけの原因の一つとなる、粗悪な原料や添加物が入っていない、高品質なフードや無添加ドッグフードなどもありますので、このようなドックフードもとてもオススメです。
マルチーズの食事について② おやつ
おやつも無添加のものや、歯の健康を維持するようなおやつが沢山あります。
安すぎるおやつは、危険な原料が入っている可能性がありますので、質が良く、健康も維持できるようなおやつをオススメします。
マルチーズの基本的なお世話 お手入れ
マルチーズの基本的なお世話 お手入れについて① ホームケア
マルチーズは、ホームケアがとても大切な犬種です。
毛を長く伸ばすのであれば、毎日のブラッシングは欠かせません。
短くカットしていたとしても、定期的なブラッシングはしておいた方がいいです。
マルチーズの被毛はとても細くて繊細ですので、絡まりやすいのです。
特に耳の後ろの毛や脇の柔らかくて毛玉になりやすい部分です。
毛玉を作って、皮膚が引っ張られて赤く炎症を起こしているマルチーズが、動物病院へたまに来ますので毛玉にならないようにケアをしてあげましょう。
また、涙やけや、口周りやお尻周りの汚れも目立ちやすいので、定期的に拭いて綺麗にしてあげましょう。
マルチーズの基本的なお世話 お手入れについて② トリミング
トリミングは、月に1回程度が目安です。
マルチーズは毛が伸びるのも早く、ケアをしていないと、毛玉が沢山できてしまいます。
- トイプードルなどに人気のテディベアカット
- いつまでも子犬のようなパピーカット
- 短く涼し気なサマーカット
- 耳の毛をツインテールみたいに長く伸ばすエレガントカット
- 頭の毛をのばして三つ編みにするなどのアレンジも
このように、おしゃれも楽しめるのもマルチーズの魅力です。
マルチーズのしつけ方
マルチーズのしつけ方① 無駄吠えのしつけ
マルチーズを飼っている人で、無駄吠えで悩んでいる人は結構います。
もちろん、鳴き声をあまり聞いたことがないという、とても大人しいマルチーズもいます。
しかし、飼い主に甘え上手なマルチーズは、どうしても無駄吠えをしやすい犬種です。
マルチーズの無駄吠えは、要求を聞いて欲しいという吠え方がほとんどです。
このような要求吠えの原因となるのが、残念ながら、飼い主が甘やかしすぎているとことです。
特に、子犬の時期の社会化期と呼ばれる、犬が一番学習する時期に甘やかしすぎていると、賢いマルチーズは、吠えたら要求を聞いてもらえると間違った学習をしてしまい、無駄吠えに繋がってしまいます。
犬の社会化期は、生後1~3ヶ月くらいですので、ペットショップから家に迎えたらすぐにしつけを始めることが大切です。
もちろん、社会化期を過ぎても子犬の時期は、毎日刺激を受けて、学習しているのでしつけ続けることも大切です。
ついつい、可愛いマルチーズなので甘やかしてしまう気持ちは分かりますが、成犬になっても無駄吠えが直らなければ、とても困ることになります。
要求の無駄吠えのしつけ方は、要求に応じないことです。
吠え続けている時は、落ち着くまで無視しましょう。
吠えるのを止め、落ち着いたらしっかりと褒めてあげることです。
この繰り返しですので、忍耐力が必要です。
心を鬼にしてしつけましょう。
マルチーズのしつけ方② 噛み癖のしつけ
マルチーズは子犬の時期から噛み癖がつかないようにしつけることが大切です。
噛み癖がついてしまう原因として、遊びの延長があります。
遊びの最中に、飼い主の手を噛むことは犬には良くあることです。
子犬の時は口の力もそんなにありませんし、甘噛みの事が多いのでついついそのままにしてしまうこともあると思います。
それが噛み癖に繋がります。
歯が手に当たると、低い声で「痛い!」と伝えて遊びを中断します。
こういう行動を飼い主がとることで、噛むことによって、遊んでもらえなくなるということを学習します。
他の原因として、恐怖や怒りからも噛み癖がつくこともあります。
自分や飼い主が危険に晒されている時は、勇敢に立ち向かうこともあるマルチーズですが、これも噛み癖がついていると、他人や他の犬とのトラブルにも成りかねません。
普段からマルチーズと、しっかりとコミュニケーションをとり、信頼関係を築いておかなければ、トラブルになりそうな時に止めることができません。
また、甘やかしすぎると、いざと言う時に飼い主の言う事も聞いてくれなくなります。
噛む行動をとったり、噛みそうな場合は、「ダメ」という事を伝え、落ち着くまでしばらく相手にしないようにしましょう。
噛むことによって、飼い主に相手にしてもらえないということを学習してもらわなければいけません。

マルチーズのしつけ方③ トイレのしつけ
トイレのしつけとして注意しなければならないことは、叱ってはいけないということです。
まず、トイレの場所を覚えてもらうことが必要です。
ペットショップやブリーダーから迎える場合は、お迎えの日に排泄したペットシーツなどを取っておいてもらい、それを家に持って帰り、新しいトイレににおいをつけてあげることをオススメします。
最初は、何度か失敗するものですが、決して叱ってはいけません。
そして、失敗した所ににおいがつくと混乱するので、失敗したところは、黙って綺麗に掃除しましょう。
そして、成功した時はしっかり褒めてあげましょう。
失敗時に叱っても、何が悪いことなのかがまだ理解できないために、排泄したこと自体が悪いと思い、隠れてしたり、全く違う場所にしたりするようになり、悪循環です。
頭の良いマルチーズなので、しつけ方さえ間違えなければすぐに覚えてくれるはずです。
マルチーズのしつけ方④ 散歩の仕方
マルチーズは小型の愛玩犬で、昔から主に室内で飼われてきた犬種です。
長時間の散歩は特に必要なく、室内での運動でも十分です。
しかし、活発で遊び好きなマルチーズは、もちろん散歩が好きな子もたくさんいます。
外へ散歩へ行くことは気分転換にもなりますし、刺激にもなり、とてもいいことです。
散歩時間は、1日1~2回で、1回の散歩は15分〜30分程度の短時間で十分です。
最近は、ドッグランなどの施設も増えてきていますので、普段は室内で運動をさせて、たまにドッグランなどの施設を利用し、て運動不足にならないようにする、というような感じでもいいかもしれません。
マルチーズの健康について

マルチーズのなりやすい病気① 水頭症
マルチーズには、生まれつき頭蓋骨の頭頂部に、小さな穴が開いたままになっている子がいます。
水頭症とは、その穴から、脳や脊髄の周囲を循環している脳脊髄液と呼ばれる液体が、漏れだしてしまい、脳の働きに異常が起きてしまう病気です。
また、脳脊髄液が何らかの原因で脳内に増え、脳を圧迫してしまうことによっても様々な異常が起こります。
この脳脊髄液が増えてしまう原因として、循環不全や過剰生産などがありますが、先天的なものがほとんどです。
症状は、頭が大きく腫れたようになります。
頭がいびつに膨らんでいるようになるマルチーズもいます。
頭の頭頂部を触ってみると、小さな穴が開いているのがわかります。
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