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グレートピレニーズが快適に過ごせる温度は、だいたい15~21度前後です。
涼しい気候の地域では屋外で過ごすこともできますが、基本的に高温多湿の日本では皮膚病にかかりやすいといったリスクもあるためエアコンでの温度管理が行える室内での飼育が好ましいです。
グレートピレニーズの飼い方②
~運動~
グレートピレニーズは広大な牧草地で羊を守る過酷な仕事に耐えるほどの強靭な体力を持っている犬種です。
そのため十分な運動が必要です。
それでも活発に過ごす犬種ではなく坂を上り下りすることが得意なので、散歩ルートに工夫をしてゆったり歩くような散歩をしてあげましょう。
散歩は1日2回、各1時間程度が目安です。
暑さが苦手のグレートピレニーズにとって夏場の暑さは危険なので、できるだけ涼しい時間帯に様子を見ながら30~1時間の散歩を行うと良いでしょう。
それに加えて快適な温度で過ごせる飼育スペースで遊ぶ時間を設けてあげましょう。
グレートピレニーズのしつけ①
~しつけ方のコツ~
グレートピレニーズは自分で判断して上手に立ち回ることもできるとても賢い犬種です。
頼りない飼い主だと判断されると主導権を握ろうとするため、グレートピレニーズのリーダーとなってしっかりしつけていかなければなりません。
グレートピレニーズは自分がリーダーだと認識してしまうと頑固な面も持っているためしつけに苦労することになるでしょう。
しつけがされていないと警戒心や攻撃性が助長され飼育が困難になることもあるの、しつけ方のコツを抑えてしっかりしつけていきましょう。
- グレートピレニーズのリーダーになること
- むやみに叱らず褒めながらのしつけで信頼関係を築くこと
- 「待て」「座れ」などの基本動作で犬の動作を制御できるようにすること
- 飼い主以外の人や犬と接して社会性を身に付けさせること
グレートピレニーズのしつけ②
~しつけ教室に通うことも~
グレートピレニーズは体や力も強く、警戒心も持ち合わせた犬種です。
しつけができていないと攻撃性を見せることだってあるでしょう。
そういったことからも、ある程度犬の飼育経験がある人に向いている犬種です。
それでもしつけがうまくできないという場合には、しつけ教室に通うことも検討しましょう。
ただプロに委ねるしつけ教室ではなく、今後の信頼関係を築いてグレートピレニーズとの接し方も学ぶため一緒に参加できるタイプの教室を受けるようにしましょう。
グレートピレニーズのお手入れ
グレートピレニーズのお手入れ①
~抜け毛対策~
◆グレートピレニーズの抜け毛対策 その① ブラッシング
抜け毛の多いグレートピレニーズにとってブラッシングは、抜け毛の除去だけでなく血行促進やコミュニケーションとしても有効的です。
長毛で毛量も多いため、できれば毎日、少なくても1週間に3~4回はブラッシングしてあげましょう。
スリッカーブラシやピンブラシ、コームを使ってブラッシングしてあげましょう。
◆グレートピレニーズの抜け毛対策 その② シャンプー
シャンプーは皮膚を清潔に保つだけでなく抜け毛にも効果的です。
月1回程度のシャンプーをしてあげましょう。
グレートピレニーズは毛量が多く湿気がこもりやすい被毛の構造をしているので、皮膚病にならないためにも、シャンプー後にはドライヤーを使って根元までしっかりと乾かしてあげてください。
グレートピレニーズのお手入れ③
~よだれ~
グレートピレニーズはよだれが多い犬種でもあります。
口周りについたよだれをそのままにしておくと、毛が赤茶色になってしまうよだれやけの状態になってしまうので、こまめに拭き取ってあげましょう。
すでによだれやけしてしまった場合には、変色した毛を少しずつカットすると良いでしょう。
室内で過ごすときには、床や家具にもよだれで汚れてしまいます。
すぐに拭えるようよだれかけを使うこともおすすめです。
グレートピレニーズの注意する病気
グレートピレニーズの病気①
~股関節形成不全~
股関節形成不全は先天的な病気で、股の関節が異常に変形している状態のことです。
成長期の急激な体重の増加と活発に動くことで骨と筋肉のバランスが崩れ、生後6カ月頃から徐々に異常が見られるようになり、不自然な歩き方をする症状が見られます。
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